パク・ジュニョンが東京・マウントレーニアホールで4回目のライブ。全曲リクエストにこたえて全20曲披露
日本デビューして4年目を迎え、8月5日発売の5枚目のニュー・シングル「河口湖」(発売・キングレコード)がオリコン演歌・歌謡曲チャート(8月17日付)で自身初の1位を獲得して好スタートを切った韓国人歌手、パク・ジュニョン(33)が23日、東京・渋谷区のマウントレーニアホールで「パク・ジュニョン LIVE 2015 Vol.4~忘れられない時がある~」と銘打ったライブを開いた。
同ホールでのライブは今年で4回目。2012年の第1回目は、デビューして初の単独ライブ、2013年の第2回目は、自身初となる全編フルバンドによるライブ、2014年の第3回目は、ダンサーを交えての圧巻のステージで、かねてより念願だった母国・韓国にいるオモニ(母)を招いての記念すべきライブを開催。
そして第4回目は、一般のファンたちから「パク・ジュニョンに歌ってほしい曲」をホームページ上で募集してのオール歌謡曲リクエストライブ(約230通のリクエストから選曲)。
「今回の新曲『河口湖』は、河口湖を舞台に『追憶』をテーマにした曲ですので、皆さんからの追憶、思い出のある曲をリクエストしていただきました。その中には涙をこぼすような曲から楽しくて幸せになるような曲までたくさんのリクエストがありまして、僕もそれに共感しながら泣いたり、笑ったりして、スタッフの皆さんと一緒に選曲しました。ほとんど曲は知らなくて、覚えるのが大変でした。なかでも新沼謙治さんの「ヘッドライト』は、最初聴いたときは僕に合うのかなとちょっと不安でしたが、実際に歌ってみたらすごくいい曲でしたので、今日はジュニーバージョンで皆さんに聴いていただきたいなと思います」
300席の会場は、デビューのときからの熱烈なファンで満席の中、「今日は、皆さんが一つになって思い出の世界に入って楽しんでいただけるようなライブにしたい」と意気込みながら『カバー曲リクエストコーナ』から新沼謙治の「ヘッドライト」、村下孝蔵の「初恋」、水原弘の「黄昏のビギン」、浜田省吾の「片想い」、高山厳の「心凍らせて」、『パク・ジュニョン思い出の曲コーナ』から河島英五の「酒と泪と男と女」、山本譲二の「夜霧のあなた」、布施明の「霧の摩周湖」、『オリジナル曲リクエストコーナ』から「嘆きの雨」「黄昏のバラード」「チャラ」、それに新曲「河口湖」など全20曲を熱唱した。
また、新曲「河口湖」を歌うことになった縁で、同曲の舞台になっている富士河口湖町から「富士河口湖町観光大使」に任命。この日、同委嘱式で富士河口湖町の副町長・古谷征人(ゆきひと)から委嘱状が手渡された。
観光大使は、兵庫・赤穂市以来、2つ目で、「僕はまだまだ小さい力なんですが、出来る限り一生懸命、河口湖を宣伝できればと思っています。河口湖は自然が美しくて、とてもいいところです。僕も河口湖を一周する遊覧船に乗りましたが、富士山が見えるとても美しい景色に魅せられました。この歌を聴いて、これまで以上に日本全国、世界からたくさんの観光客の方に来ていただけたらうれしいですね」とPRしていた。
(サンニュース)
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