「コロムビア大行進」が2年ぶりに開催!舟木一夫、都はるみら演歌・歌謡曲系歌手が勢ぞろい
2015年3月14日、大手老舗レコード会社「日本コロムビア」に所属の演歌・歌謡曲系アーティストが一堂に会して昼夜2回、東京・中野区のサンプラザホールで「コロムビア大行進2015」と銘打った競演コンサートが盛大に行われました。
「コロムビア大行進」は、昭和38年から60年まで定期的に開催され、一昨年の2013年、演歌・歌謡曲ジャンルのより一層の発展のために29年ぶりに復活。その年は、総勢24組が出演。特に同公演の復活を喜んだ故・島倉千代子さんの映像に残る最後のステージとなり話題を呼んだが、今回は2年ぶりの実施で、史上最大の44組が勢ぞろいし、2200席の会場は、昼夜2回で4400人の熱烈なファンが詰めかけ満席。
「昼の部」は、
安藤まり子、アントニオ古賀、出光仁美、伊藤咲子、大石まどか、大川栄策、扇ひろ子、小沢亜貴子、冠二郎、北見恭子、初代コロムビア・ローズ、二代目コロムビア・ローズ、三代目コロムビア・ローズ野村未奈、五月みどり、東京大衆歌謡楽団、奈央、走裕介、畠山みどり、日野美歌、舟木一夫、都はるみ、八代亜紀、若山かずさ
の全23組が出演。
「夜の部」は、
青山和子、伊藤美裕、内田あかり、金田たつえ、クミコ、こまどり姉妹、ジェニファー、田川寿美、多岐川舞子、ダ・カーポ、東京大衆歌謡楽団、新沼謙治、西尾夕紀、早瀬ひとみ、原田直之、平山みき、弘田三枝子、舟木一夫、細川たかし、松川未樹、都はるみ、ミッツ・マングローブ、森サカエの全23組=当初、出演する予定だった青木光一は、急きょ、腰痛のため欠場=
が出演。
昼の部で、昼夜2回出演の舟木さんが
「僕らが若いころは、『コロムビア大行進』に出るということは、華やかなステージに出るんだなという印象がありましたが、一昨年からまた始まり、うれしいなと思っています」
と笑顔であいさつ。
司会者・徳光和夫さんが
「島倉千代子さんがこの企画を大変喜んでいらっしゃいまして、それが印象的だったんでございますけれども」
と言うと、舟木と一緒に昼夜2回出演の都はるみさんは
「今日はそのへんに(島倉さんが)いらっしゃると思います」
と故人を偲びながら改めて
「今日は皆さま、楽しんで歌を聴いてください」
とあいさつ。
昼の部は、舟木さんが「高校三年生」、都さんが「北の宿から」、八代さんが「舟唄」、大川さんが「さざんかの宿」など全37曲を熱唱。夜の部は、こまどり姉妹さんが「ソーラン渡り鳥」、細川たかしさんが「浪花節だよ人生は」など全39曲を熱唱。
その中で田川寿美は
「今日は、コロムビアの歴史を感じる瞬間でもありますね。こういうすてきな歌がいっぱいあったんだと、改めて日本で生まれ、コロムビアレコードに所属することができて幸せだなという気持ちと、私たちの世代からすれば、何か新しい形をつくっていけるそんな歌手の一人に私も成長していけるように頑張りたいなと思います」
とあいさつしました。
昼夜ともにコロムビアが誇る国民的歌手・美空ひばりさんの歌唱映像を紹介しながら出演歌手たちが彼女の名曲の数々をカバーし、ファイナルは故・島倉千代子さんの大ヒット曲「人生いろいろ」を歌って最後まで満員のファンを楽しませました。
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