■走裕介が東京・愛宕神社でデビュー15周年記念曲「篝火のひと」ヒット祈願。作曲の蔦将包氏と2人で
今年4月1日でデビュー15周年を迎える演歌歌手・走裕介(49)が、同記念シングル「篝火(かがりび)のひと」(作詩=松井五郎、作・編曲=蔦将包)を日本コロムビアから3月22日に発売するのに先がけて20日、東京・港区の愛宕神社で新曲ヒット祈願を行った。
この日は、同曲を作曲した蔦将包氏も同席し、社殿にて2人でヒットを祈願した走は「一人でのヒット祈願は、これが初めてです。以前、三代目コロムビア・ローズさんとデュエット曲(2012年11月21日発売「5分5秒の二人」)のヒット祈願をやったことはあるのですが、走裕介、一人でのヒット祈願は初めてなので、今日はお願いをいっぱいしました(笑)。一日も早くお礼参りができるようこの新曲をヒットさせたいという思いを込めてご祈願させていただきました」。
その後、同神社に上がる急勾配の石段「出世の石段」を登りながら「この石段にあやかって、大ヒットへの階段をぐんぐんと登っていきたい」と意欲を燃やした
そして、「『篝火のひと』は、蔦先生に曲先で作っていただいたメロディーに松井五郎先生が歌詩をつけてくださったのですが、一言で言いますと、感謝、ありがとうを伝えたいという楽曲になっています。この歌の世界で15年も歩んでこられたのは、全国で応援してくださっているファンの皆さまや関係者の皆さまのお陰でして、そんな皆さまに記念曲で感謝の気持ちが伝えられたらということでこの歌詩が出来上がりました」と新曲誕生秘話を語った。作曲を手がけた蔦氏は「走くんの持ち味は、優しさとかソフトな歌声が魅力だと思っていますので、それを生かせるようなメロディーを作らせていただきました。それに松井先生が素晴らしい詩をつけてくださいました。誰にでも当てはまるような世界観のある素晴らしい作品ができたなと思っています。走くんの持ち味が出せる作品ができたかなと…」と自信のほどを見せた。
走は「蔦先生にはこれまでにもたくさんの曲を書いていただいていますが、今度の曲は、ちょっと趣を異にして、いままでのような演歌・歌謡曲というよりは、ポップスに近いメロディーかなというのがこのメロディーを聴いた僕の第一印象です。いまはCDを売るのが大変な時代なので、まずは10万枚を目指して頑張っていきたい。そこでまた新たに『ありがとう』『感謝』を伝えたいですね」と張り切っていた。
4月1日の地元、北海道・網走市民会館を皮切りに15周年記念コンサート「走裕介コンサート2023~15周年、感謝の唄旅!~」がスタート。全国で15公演を予定している。
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