田川寿美がファン50人と一緒に東京大神宮でデビュー25周年記念曲「倖せさがし」ヒット祈願。紅白復帰宣言
1992年4月1日に「女…ひとり旅」でデビューして今年で25周年を迎える演歌歌手・田川寿美(40)が、1月20日に同記念シングル「倖せさがし」(詩・さいとう大三、曲・幸耕平、発売・日本コロムビア)を発売するのを記念して19日、東京・千代田区の東京大神宮で新曲ヒット祈願を行った。
今度の新曲は、希望を持って生きてゆく女性をうたったスケール感のある幸せ演歌で、「倖せをさがして良縁を願う人たち」で年々、参拝客が増えているという縁結びの神様で知られる同神社でヒット祈願を行うことになったもの。
25周年を迎えることができたのは「今日まで応援してくださったファンの皆さまとの良縁のお陰」と感謝し、ファンクラブ会員の中から抽選で25組50人を招待。女優・中村玉緒がプロデュースした着物=松明をあしらった水色の着物=を着て、拝殿に集まった50人のファン&スタッフと一緒に「新曲『倖せさがし』が大ヒットしますように…」と大ヒットを祈願した。
その後、同神社内で歌唱ステージを披露し、ファンの前で「今年は25周年という節目の年ですが、節目だからこそあえてほっこりするような温かい歌を聴いていただけたらいいなと…でも、ただただ幸せだというのではなくて、つらいこと、悲しいこと、いろんな山を乗り越えた先に本当の幸せが待っている、みんなで一緒に幸せをつかんでいきましょうという、そんな歌をいただけたことで私も一つ前進できるような気がして、わくわくしながら本日を迎えました」と笑顔であいさつ。新曲「倖せさがし」をはじめ、「女…ひとり旅」「一期一会」、新曲のカップリング曲「鈴虫」、再度、新曲の全5曲を熱唱。
25周年を迎えて、「(デビュー当時は)こんなに長く活動させていただけるとは思ってもいませんでした。故郷・和歌山から田舎娘が出て来て、ただ歌えるだけでうれしい、うれしい気持ちだけだったんですけれど、いろんな経験をさせていただくようになってから『こんな気持ちじゃいけないんだ。もっと上を目指して頑張らなきゃいけないんだ』ということも含めてこの25年という月日は、焦ったときもあり、立ち止まったときもありましたが、ひと巡りしてきて本来の自分に戻れたような気がしています。長くかかりましたが、この25年という歳月は、いろんな出来事を経て成長させていただく機会だったのかなと思います。それに何と言っても、こうしてデビューのときから変わらず温かいまなざしでその時々を見守ってくださる方々がいてくださるお陰です。本当に深いご縁だなと感じています」。
縁結びについては「縁結び? 私も欲しいですね(笑)。心新たに、いろんな方との歌につながる素敵な出会いをしていきたい」と笑顔を見せた。
最後に「歌との出合いも一つの転機というか、またこの歌に引っ張られて私自身も成長していければいいなと思っています。今年は特に節目なので、大きな目標を胸に抱きながら、年末の紅白復帰を思い願いながら皆さんと一緒に月日を重ねていきたい」と決意を新たに抱負を語った。
(サンニュース)
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