■山内惠介が最新曲「誰に愛されても」オンラインカラオケ全国決勝大会を開催。優勝は、長野市の松沢明彦さんに決定
最新シングル「誰に愛されても」(詩・売野雅勇、曲・水森英夫、発売・ビクターエンタテインメント)がロングヒット中の演歌歌手・山内惠介(39)が3日、東京・渋谷区のビクターエンタテインメント本社大会議室で「山内惠介『誰に愛されても』オンラインカラオケ全国決勝大会」と銘打ったオンラインでの生配信によるカラオケ大会を開いた。
これは、新型コロナウイルス感染症対策のため、YouTubeを介してのオンラインで実施されたもので、昨年8月29日の大会(課題曲「古傷」)に続いて2回目。
同新曲は、3月2日に「唄盤」「赤盤」「青盤」「橙盤」の4タイプが発売。そして、ジャケット写真とカップリング曲が異なる新装盤「花盤」「酒盤」の2タイプを7月13日に発売し、その「花盤」と「酒盤」のCD封入施策(CDの中に応募用紙が封入)として歌唱音源を募集。通信カラオケ業界大手の「JOYSOUND」が特別協力のもと、JOYSOUNDでも出場者を募集したところ、合計で約250人もの応募があり、その中から厳正なる審査の結果、予選を通過したCDから8人、JOYSOUNDから2人、合わせて10人=10代から80代までの男女=が決勝大会に進出。
同曲を作詩した売野雅勇さん、レコード会社担当ディレクター・金井雅史さん、同・伊藤岳央さんの3人が、50音順にモニターに映し出された歌唱動画を審査した結果、優勝は、長野県長野市の松沢明彦さんに決定。
前回の「古傷」に続いて2度目のエントリーで見事、優勝の栄冠を手にした松沢さんは「夢のようです。『誰に愛されても』は、惠介さんのCDを何回も聴いて覚えました。舞い上がっています!」と感激もひとしおで、山内は「僕の歌をいっぱい聴いてくださっているからこそ自分の表現方法で歌えるまでに達しているのだなと感じ、すごくよかったです」と絶賛していた。
また、準優勝は北海道阿寒郡の佐藤敦さん、審査員特別賞は大阪府阪南市の森上由希子さんが選ばれた。
その中で売野さんは「山内さんは、お若いのに人徳のようなものを感じますし、慈愛にあふれているのが魅力です。日本の演歌界だけではなく、日本の音楽界を背負って立つような日本一の歌手になるのでは…」と期待を寄せていた。
審査発表前には、最新曲「誰に愛されても」と、審査員を務めた売野さんが山内に初めて詩を提供した「六本木界隈・夢花火」(2015年発売「スポットライト」東盤収録)の2曲を披露し、「『誰愛』(「誰に愛されても」)は、いろんな表現ができる歌なので、お一人おひとりの個性がいっぱい見えた大会でした。動画を撮るところからその人のお人柄が出ていましたし、お一人おひとりの生活が見られたので、温かくて、深みのある大会になったと思います。今日は10人の方の歌を聴いたことで、やっぱり僕はこんなふうに歌いたいのだなという気持ちが強くなりました。そして、今回は売野先生に来ていただいて、忘れられない夏の最大イベントになりました」。
「これからが演歌・歌謡曲の季節ですし、今年の暑い夏を乗り越えて、暮れに向かってこの歌が秋から冬を彩れる歌に育っていくなと思いました。8度目の紅白歌合戦、レコード大賞…と、年末の賞等に顔を出せるような曲に育てていきたい」と話していた。
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