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■細川たかしの愛弟子・彩青が、寅さんの聖地、東京・柴又帝釈天で新曲「沓掛道中」ヒット祈願。「柴又帝釈天参道商店街 特別PR大使」第1号に任命

 細川たかしの愛弟子で、2019年6月26日に日本コロムビアから「銀次郎 旅がらす」で、16歳でデビューして丸3年を迎える演歌歌手・彩青(りゅうせい、19)が、4月20日に第3弾シングル「沓掛道中」を発売するのを記念して18日、東京・葛飾区の柴又帝釈天(帝釈天題経寺)で新曲ヒット祈願を行った。
 今度の新曲は、中山道19番目の宿場「沓掛」が舞台になっている股旅演歌で、5歳から民謡を始め、7歳から津軽三味線、そして11歳から細川たかしのもとで修行して鍛えられたのどと元気いっぱいの若さを生かした歌唱力で歌い上げた作品だ。 そんな彩青が小学生のころから大好きだったという映画「男はつらいよ」の「寅さん」の舞台でもある柴又帝釈天でヒット祈願を行うことになったもの。 そのヒット祈願に先がけて、柴又帝釈天参道商店街が新設した「柴又帝釈天参道商店街 特別PR大使」の第1号に任命されることになり、柴又駅前の広場で就任式が行われた。

都内初の重要文化的景観に選定された葛飾柴又の「柴又帝釈天参道商店街神明会」の会長を務める石川宏太さんは「細川たかしさんには、柴又の発展のために大変お世話になりました。その愛弟子の彩青さんを、私ども商店街は全面的に応援させていただきたいと考えています。また、彩青さんは大の寅さんファンで、子どものころから柴又にお越しになったということで、商店街の『特別PR大使』をやっていただきたいと思っています」とあいさつし、彩青に任命書とタスキ、名刺を授与。
 また、柴又在住の衆議院議員の平沢勝栄さんも駆けつけ、「今日は、この柴又の街に素晴らしいPR大使が誕生いたしました。皆さん方とともにその喜びを分かち合いたいと思います。ご師匠の細川たかしさんは、いろんな形で葛飾、柴又を応援してくださいました。その愛弟子の彩青さんが、これから全国を回って柴又を宣伝してくださるそうで、彩青さんには『柴又の彩青』として、日本を舞台に、世界を舞台にご活躍をいただきたい」と激励した。

「特別PR大使」に任命されて大感激の彩青は「僕が小学生のころから大好きで、愛してやまなかった寅さんの聖地、柴又帝釈天参道商店街のPR大使として就任させていただくことになりました。そんな大任を僕なんかでいいのだろうかという思いですが、大好きなこの柴又を日本、世界にいっぱいPRできるよう頑張っていきたいなと思っています。また、柴又帝釈天でヒット祈願をさせていただくのも僕の夢の一つです。僕が初めて柴又に来させていただいたのは小学校のときで、民謡の全国大会でした。他の子どもたちの中で一人、ここ柴又駅で降りたとき、寅さんのポスターが貼ってあり、そこに『心で歌え 心で』と書いてあり、その全国大会に臨むときに寅さんから背中を押してもらっているような気持ちになりました。それが自分にとっての原点です」。
その後、柴又駅から同商店街を通って200㍍先にある柴又帝釈天で初めてヒット祈願を行った彩青は「寅さんの映画は全部観まして、それから虜になってしまいました。僕が大好きで、大好きでやまなかった柴又の特別PR大使をさせていただけるようになるとは夢にも思ってもいませんでしたので、自分の歌を通してたくさんの日本人、世界の皆さんにこの柴又をPRしていきたい。細川師匠は『彩青の若さで柴又帝釈天参道商店街を盛り上げるように』と言ってくださいました」と話していた。
8月29日には20歳を迎えるが、「新曲『沓掛道中』を4月は、明るい令和バージョンの股旅演歌で、尺八を吹きながら歌わせていただきます。三味線も弾かせていただいていますが、今年は胡弓にも挑戦してみたい。今年は新たな挑戦の年でして、その一つとして、8月末に日本一の歌手を目指して日本一の山・富士山の登山に挑戦します。寅さんのように全国を旅しながらいろんな人と縁を深めて、もっと自分の聴いてもらえるよう頑張っていきたい。僕の笑顔と寅さんの明るさで一生懸命頑張っていきたい」と張り切っていた。
 

サンニュース 

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