■多岐川舞子が52歳のバースデーミニライブ。ファン限定40人の前で新曲「恋いちもんめ」など全12曲熱唱
デビュー33年目を迎え、最新シングル「恋いちもんめ」(詩・蘭佳代子、曲・杉本眞人、発売・日本コロムビア)が好セールス中の演歌歌手・多岐川舞子(52)が、52歳の誕生日を迎えた24日、東京・港区のJ-SQUARE SHINAGAWAでバースデーミニライブを開いた。
毎年、誕生日に合わせてディナーショーやコンサートを実施してきたが、昨年からの新型コロナによって約1年9カ月間、ファンの人たちとはほとんど会うことができず、昨年のバースデーは無観客で生配信ライブを開催。そして、今年は「少人数でもいいから皆さんに私の誕生日を祝っていただけたら…」と希望して、有観客でのライブが実現することになったもの。
この日の会場は、3年前の9月、1年半の歌手休業(充電期間)から再出発したときにライブを行った思い出の場所でもあり、今回は、新型コロナ感染予防対策のためファン40人に限定して、各座席を離して開演。
そんな熱烈なファンがそれぞれに心の中で声援を送る中、「皆さん、お元気でしたか? 長いことお会いできませんでした。去年の2月からコロナ禍で思うような活動ができなくて、もどかしい日々が続いておりました。今日の誕生日にお祝いに来ていただけて、皆さんが私のバースデープレゼントです」と笑顔であいさつ。
前半は、作曲家・杉本眞人さんのヒット作品から「吾亦紅」「今さらジロー」「かもめの街」などを披露。続く後半は、オリジナル作品から「京都 ふたたび」「風の尾道」、特技のアルトサックスを演奏しながら「京都 別れ雨」、それに前作シングル「ひとりぼっちの海峡」、最後は新曲「恋いちもんめ」など、1部と合わせて全12曲を熱唱した。
52歳の誕生日を迎えて、「年齢をとることはどうでもいいと言いますか、もう何年も前から年齢をとることを忘れています(笑)。それよりも縁のある人たちとたくさんの思い出をどれだけ共有できるかということが、生きていることの宝物だと思えるような年齢になりました。今日のこの日を振り返ったときに『あの日は楽しかった』と思えたら素晴らしいことだなと…。コロナになって特にそう思えるようになりました」と話していた。
新曲「恋いちもんめ」については「今回は、初めて杉本眞人先生に曲を書いていただきましたが、ノスタルジックなすてきな作品です。この曲に出合うまでは、軸は演歌で、この先も変わらずやっていきますが、こういった杉本先生の歌の世界がふっと私のほうに入ると、自分の中で世界が広がったような気がしています」というフォークタッチの心にしみる楽曲だ。
また、カップリング曲には、11月17日発売のニューアルバム「多岐川舞子全曲集 恋いちもんめ」(全16曲収録)にも入っている隠れたオリジナル人気曲「柳川しぐれ」、ボーナストラックとして、多岐川舞子のYouTubeチャンネル内 企画番組【開運! 舞子の御朱印巡り!!】テーマ曲で、自身が初めて作詩・作曲した「幸せめぐり」を収録。
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