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■中村雅俊が「45周年ベスト盤発売&明治座公演制作発表記者会見」スペシャルイベント

デビュー45周年を迎えた俳優で歌手の中村雅俊(68)が7月1日、東京・日本橋浜町の明治座・菊の間で「45周年ベスト盤発売&明治座公演制作発表記者会見」スペシャルイベントを開いた。

中村雅俊(その1)

7月1日に日本コロムビアからデビュー45周年記念オールタイムシングルベスト盤「Masatoshi Nakamura 45th Anniversary Single Collection~yes! on the way~」(全57曲収録。初回限定盤=CD4枚組+DVD1枚、通常盤=CD4枚組)が発売。

そして、7月6日から同31日までの26日間にわたって「中村雅俊 45th アニバーサリー公演」を上演。2部構成で、第一部の芝居は「勝小吉伝~あぁ わが人生 最良の今日~」(脚本=鹿目由紀、脚本・演出=鴻上尚史)で、賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文らが共演。

中村雅俊(その2)

第二部は「中村雅俊 LIVE『yes! on the way』」で、代表曲を中心とした45周年アニバーサリーライブを行い、その10日目の15日には、「Masatoshi Nakamura 45th Anniversary 明治座 Special Live」と題したスペシャルライブを開き、小椋佳と松山千春がスペシャルゲスト出演。

この日は、同ベスト盤を予約したファンの中から抽選で150人を招待する中、アナウンサー・渡辺真理から「7月1日は、中村雅俊さんが『ふれあい』で歌手デビューされた日にあたり、今日で45周年目を迎えられました」と紹介された中村は「「(デビュー曲の)「『ふれあい』との出合いから45年たってもまだ歌っているというのは、奇跡がずっと続いているという感じですね。飛び抜けて歌がうまいわけではないので、車にたとえると、1300CCくらいの大衆車みたいで、それでもずっと走り続けてこられたのは、皆さんに支えられてきたからだと思います」と振り返り、その思い出の大ヒット曲「ふれあい」を熱唱した。

中村雅俊(その3)

その後、明治座公演の制作発表が行われ、第一部の芝居で共演する賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文の6人の役者と、脚本・演出を手がける鴻上尚史が登場。

鴻上は「僕にとっては初めての時代劇で、初めての明治座さんなんですが、すごくすてきなカンパニーで名作になったと思います。何回も見たくなるような作品なので、ご期待ください」。寺脇は「雅俊さんは偉ぶらない、いい人でして、あこがれの人なんですが、その雅俊さんからオファーされ、45周年を祝おうじゃないかと思って出させていただくことになりました。楽しい作品になっていますので、ぜひお待ちしています」。

中村雅俊(その4)

賀来は「30数年ぶりに舞台でご一緒させていただくことになり、雅俊さんは本当にいい方なので、うれしかったです」。田山は「私、中村さんはあこがれの人でしたので、今回、ご一緒できてうれしいです」。東は「中村雅俊さんの45周年記念の公演に出させていただくことを大変光栄に思っていますし、その中村さんの息子を演じられることを誇りに思っています」。愛加は「雅俊さんのカッコいい部分ととてもかわいらしい部分がたくさんありまして、きっとお客さまも楽しんでいただける作品だと思います」。山崎は「雅俊さんの『ただお前がいい』は、僕が初めて買ったレコードですが、あこがれの大先輩と初めてご一緒させていただくことになりましたが、雅俊さんのやさしさ、気配り、包容力と、そして鴻上さんの稽古を苦に思わせない仕切りにどれだけ助けられ、癒やされているか、そんな人間関係が少しでもお客さまに伝われば…」と話していた。

中村は「アニバーサリーというのは初めですが、ここにいる個性豊かな役者の人たちと一緒にやることになり、このアニバーサリーの舞台、心の底から喜びを味わっています。鴻上さんの素晴らしい脚本と演出と、本当にいい作品に出来上がっていますので、あとは皆さんに劇場に足を運んでいただいて楽しい時間を過ごしていただきたい」とPRし、最後に共演者たちと一緒に「ふれあい」のカップリング曲「青春貴族」を披露した。

(サンニュース)

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