■市川由紀乃が大阪・新歌舞伎座初座長公演のリハーサルを公開。芝居の挙式シーンで着るウエディングドレス姿をひと足早く披露
新曲「雪恋華」(発売・キングレコード)がヒット中の演歌歌手・市川由紀乃(43)が、7月5日から同18日まで大阪・新歌舞伎座で初座長公演「市川由紀乃特別公演」を上演することになり、その公開リハーサルを6月27日、東京・目黒区のノアスタジオ都立大で行った。
同公演は、第一部が「島倉千代子七回忌 追善 人生いろいろ~島倉千代子物語~」、第二部が「市川由紀乃オン・ステージ」という芝居とショーの2部構成。
芝居は、2013年11月8日に他界した国民的歌手・島倉千代子さんの波瀾万丈の人生を後輩歌手の市川が演じるもので、それに先立ち3月31日、島倉さんの墓前に報告。「自分ができる限り精いっぱい島倉先輩を演じさせていただきますので、ぜひ見守っていてください。そして、ぜひお力を貸してください」と願いながら手を合わせた。
劇中では、主役の市川は、14歳から亡くなる75歳まで、共演者の葉山葉子(72)は、天国にいる島倉さん、そして14歳までの子ども時代を梅谷心愛(11)が、それぞれの世代の島倉さんを演じる。
なかでも見どころは、島倉さんがかつて結婚していたプロ野球・阪神タイガースのスター選手、藤本勝巳さん(5年後に離婚)との挙式シーンで、初のウエディングドレス姿を披露するところで、この日、初めてマスコミの前で披露した市川は「こういう心境にいつかなれる日が来るのかなという思いと、今回、物語の中で着させていただけるのですごく光栄です」と感激。
その姿を見た共演者のおりも政夫(65)は「すごくきれいですね。スタイルもいいし、彼女は日ごとに島倉千代子さんに近づいているなと思います。島倉さんのドラマチックな人生を由紀乃ちゃんが演じる感動あり、笑いありの人生が描けたらいいなと思っていますが、日々、それに近づいています」と絶賛。
そんな初座長公演を前にして「役者の皆さんが支えてくださって、皆さんのお芝居に刺激をいただきながら幸せな日々をお稽古で味わわせていただいています」と市川。
共演者の葉山は「由紀乃ちゃんは歌が素晴らしいし、とにかく人柄がいい。だから由紀乃ちゃんがすてきな舞台が踏めるようみんなで盛り上げていきたいと思っています」。
梅谷は「市川さんは、すごく優しくしてくださいます。初めての大きな舞台なので、楽しみです」。
最後に市川は「島倉さんはたくさんの名曲があり、その名曲からいろんな心情、いろんな人生につながっていくストーリーなので、必死に頭に入れていますが、それが自然に自分の思いから、心から出る日が来たらと願っています」と話していた。
7月3日には、新歌舞伎座・初座長記念盤「雪恋華」が発売。その中に五木ひろしが作曲した劇中歌「逢いたいなぁ」が収録される。
(サンニュース)
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