■成底ゆう子がワンマンライブ。スポーツの応援歌として話題沸騰中の「ダイナミック琉球」など全22曲を熱唱
2010年11月10日に「ふるさとからの声」でキングレコードからメジャーデビューして9年目を迎えた沖縄・石垣島出身のシンガー・ソングライター、成底ゆう子(43)が3月21日、東京・世田谷区の下北沢GARDENで「ダイナミック琉球~あやぱにの舞い~」と銘打ったワンマンライブを開いた。
昨年2月21日に発売した前作シングル「ダイナミック琉球~応援バージョン~」が、サッカーやバスケットボールなどスポーツの応援ソングとして話題になり、昨年の「第100回全国高校野球甲子園大会」では、出場校の約4分の1が応援歌に採用するなど、まさに「勝ち歌」として大きな注目を集めている。
そんな中で、3月13日にニュー・シングル「ダイナミック琉球~応援バージョン~【歌おう踊ろう盤】」をリリース。表題曲のほかに、キッズコーラスとの「キッズ・バージョン」、ダンス用にアレンジした踊れる「ダンス用」、歌える「カラオケ」を新たに収録し、中高生によるミュージックビデオ「スクール編」(DVD)も付いた盛りだくさんの内容だ。
「今回は、いままでのライブよりもステージのパフォーマンスを上げ、ピアノの弾き語りだけではなく、ハンドマイクを持って立って歌う曲も多くなっています。一番の見どころは、何と言っても『ダイナミック琉球』を聴いていただきたいということです。いつものインストアイベントなどではカラオケを使って歌っていますが、今回は、バンドで、生で歌うロック調の『ダイナミック琉球』を皆さんに楽しんでいただければと思っています。今日のライブでは、成底ゆう子の新しい世界も見ていただきたいですね」
この日は、約200人の熱烈なファンが詰めかける中、「あやぱに」をはじめ、「日和山公園」「この地球に生まれて」「ふるさとからの声」「風になれ」、三線も弾きながら「伝え歌」「真っ赤なデイゴの咲く小径」、それに「ダイナミック琉球」など、アンコールを含めて全22曲を熱唱した。
現在、「ダイナミック琉球」の応援バージョンが大反響を呼んでいるが、その理由を「インディーズ時代から自分自身への応援歌として歌っていますが、こんなに多くの皆さんに応援歌として聴いていただけるとは思ってもいませんでした。歌っている本人が、会場と一つになれるような感覚がすごくあるんですね。それが応援する側として心を一つにして応援しようというところにつながっているような気がします」と自己分析。
3月23日から約1週間、甲子園球場に高校野球の観戦に行くそうで、「『ダイナミック琉球』を使ってくださっている高校を自分の目で確かめてこようかなと思っています。初戦は全部見るので、20戦ぐらいは観戦するつもりです。野球に興味を持ち始めたのは、実は4、5年ぐらい前からでして、プロ野球のほかに、最近は相撲やサッカー、アメフトなども見たりしています」。
ニュー・シングルについては「DVDも入っていますので、皆さんで踊って楽しんでいただけたらうれしいですね」と話していた。
(サンニュース)
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