■辰巳ゆうとが東京・赤羽会館で初のワンマンコンサート。600席のチケットはわずか1分で完売
「力いっぱい、演歌です!」をキャッチフレーズに昨年1月17日「下町純情」でデビューし、その年の「第60回日本レコード大賞・最優秀新人賞」をはじめ、数々の賞を受賞して人気上昇中の演歌歌手・辰巳ゆうと(21)が3月23日、東京・北区の赤羽会館でファーストコンサートを開いた。
大阪出身の辰巳にとって赤羽は、デビュー前にストリートライブを行い、初めて人前に出た場所。デビュー後もキャンペーンなどで毎月のように訪れている縁の深い街で、彼にとっては第2の故郷。また、赤羽商店街連合会親善大使にも任命されている。
開演前から「デビュー前からこの赤羽でストリートライブをやらせていただいていますが、僕を育ててくれたようなこの赤羽でファーストコンサートができるのが本当にうれしいです。最後まで1曲1曲ていねいに、皆さまのお心に届くように一生懸命歌わせていただきます。そして、来てよかったなと思っていただけるようなコンサートができれば…」と意欲満々。
そんな思い出の地・赤羽にある同会館での初のワンマンコンサートに約600人=チケットは発売開始わずか1分で完売=の熱烈なファンが詰めかけ満席の中、3月27日発売のセカンドシングル「おとこの純情」(A、Bの2タイプ発売)をはじめ、デビュー曲「下町純情」、カバー曲から「桜坂」(福山雅治)、「夜桜お七」(坂本冬美)、「アメリカ橋」(山川豊)、「TOKIO」(沢田研二)、歌謡浪曲「俵星玄蕃」、セカンドシングルのカップリング曲からAタイプの「稲荷町恋唄」、Bタイプの「力いっぱい演歌です」など全20曲を熱唱し、最後は感極まって大号泣で、初めての」単独コンサートを終了した。
新曲「おとこの純情」について「デビュー曲の『下町純情』とはがらりと雰囲気が変わって、男らしいカッコいい1曲になっています。今年は、この曲で47都道府県を制覇したいですね。できれば1年で制覇したい」とし、今後は「演歌だけではなく、J━ポップや洋楽など幅広いジャンルの曲が歌えるような歌手を目指していきたい。ミュージカル風な歌にも挑戦してみたいですね」と話していた。
来年3月21日には、セカンドコンサートが東京・浅草公会堂で決定。この日、突然知らされ、「とてもうれしいです! いつも僕のことを支えてくださっているファンの皆さまのお陰で、感謝の気持ちでいっぱいです。第2回目も多くの皆さまに喜んでいただけるようなコンサートがしたいです」と満面に笑みを浮かべていた。
この後、4月11日に「第二十回・長良グループ 夜桜演歌まつり」(東京・杉並公会堂)、同20日に沖縄コンベンションセンター劇場棟で「長良グループ・演歌まつり2019 in 沖縄」を開催する。
(サンニュース)
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