■由紀さおりが東京・明治座で50周年記念公演初日開幕。新作オリジナル喜劇&ショーを20日まで上演
大ヒット曲「夜明けのスキャット」でデビューして今年で50周年を迎え、1月1日に同記念第1弾として50曲
入りベストアルバム「PASSING POINT」をユニバーサルミュージックから発売したベテラン歌手・由紀さおり(70)が1月6日、東京・中央区の明治座で「由紀さおり50周年記念公演」の初日の幕を開けた。
芝居とショーの2本立てによる座長公演で、6日から20日までの15日間にわたって上演。
第一部は「下町のヘップバーン」(作・演出=堤泰之)と題し、渡辺正行、篠田三郎、久住小春、重田千穂子らと共演。昭和38年の下町、映画館そばの食堂を営むお節介でおっちょこちょいで人情に厚い女店主(由紀)を中心に繰り広げられる笑いと涙ありの新作オリジナル喜劇だ。
第二部のショー「新しい幕があがるとき」(構成・演出=下山啓)は、歌手生活50周年の軌跡をたどりながら「歌謡曲を歌いつなぐ」をテーマに、選りすぐりの名曲で構成。日替わりゲスト=6~8日・林部智史、9~14日・中澤卓也、パク・ジュニョン、川上大輔、15~17日・松原健之、18~20日・中川晃教=とのコラボレーションも大きな見どころだ。
第一部の芝居は、コメディエンヌ・由紀さおりの魅力あふれる熱演ぶりで、共演者との息もぴったりの見ごたえある芝居で初日の舞台を楽しませた。
続く第二部のショーは、「新しい年を迎え、早々にこの明治座の舞台で、半世紀、歌ってきたいまの私を見ていただく機会を頂戴いたしました。今回のステージは、そんな50年のあれこれ、そしてこれからの私を皆さまに見ていただこうという趣向で考えました」とあいさつし、「夜明けのスキャット」「ルームライト」「つかの間の雨」、男声5人組、ベイビー・ブーのコーラスを交えながら「夢で逢えたら」などを熱唱。
また、日替わりゲスト・林部智史とデュエット曲「世界は二人のために」「見上げてごらん夜の星を」も披露。
そしてフィナーレは、亀田誠治プロデュースによるアンジェラ・アキが書き下ろした新曲で、1月1日から配信がスタートした「あなたにとって」を満員の客席のファンと大合唱して初日の幕を下ろした。
同曲は、最新アルバム「PASSING POINT」=1969年発売のデビュー曲「夜明けのスキャット」から最新曲「あなたにとって」までシングル曲を中心に厳選した50曲を3枚のCDに収録したオールタイムベストアルバム=の50曲目に収録。
由紀は「若い世代の方たちに、私が歌うオリジナル曲を書いてもらいたい。1年ぐらいかけて皆さんにオファーしました。一番最初にお返事をくれて、作品を届けてくれたのがアンジェラ・アキさんです。ナッシュビルの遠い彼の地から『由紀さんのエンディングソングになるようなそんな歌を書いたつもり。これは私の人生の一大テーマです』というメッセージが添えられていました。この歌は、最後にみんなで大合唱して終わる、そういう歌に育てていきたい」と話していた。
(サンニュース)

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