■森山愛子が新曲「会津追分」ヒット御礼ご愛顧感謝コンサート&カラオケ王決定戦
デビュー15周年を迎え、最新シングル「会津追分」(発売・ユニーサルミュージック)がロングヒット中の演歌歌手・森山愛子(33)が12月18日、東京・渋谷区の古賀政男音楽記念館・けやきホールで「森山愛子『会津追分』ヒット御礼!~アイコブッシーの恩返し~&カラオケ王決定戦」と銘打ったダブルイベントを開いた。
アントニオ猪木が命名し、2004年5月に「おんな節」でデビューして15年。今回は、その節目の年を締めくくるイベントで、「カラオケ王決定戦」=森山初となるご当地ソング「会津追分」が課題曲=には、全国から1500通を超える応募=最年少は9歳から最年長は80歳まで=の中から一次審査を通過した全12人がこの日の決勝大会に出場。
森山は「私自身も皆さんの歌声を聴くのをすごく楽しみにしてきました。皆さん、日ごろから一生懸命練習してきてくださって、その成果を今日は思う存分発揮していただきたいと思います」とあいさつ。
9歳から77歳までの幅広い年齢層の出場者たちが、それぞれが持ち前の歌唱力と個性を発揮しながら競い合った結果、優勝の栄冠は、愛媛県松山市在住の三好今日子さん(60)の頭上に輝いた。また準優勝は、千葉県千葉市在住の中嶋正光さん(70)が受賞した。
全員の歌を聴き終わった森山は「今日は12名の方に歌唱していただきましたが、数ある楽曲の中から『会津追分』を選んでいただきまして感謝申し上げます。皆さんお上手で、それだけ一生懸命練習されてきたんだなという熱い思いを感じました。今日はどなたが優勝してもおかしくないくらいレベルの高い大会だったなと思います。今回は、1500名を超える応募の中から選ばれた方々とあって、自分も真似をしたいなと思えるような歌唱をしてくださったばかりなので、今日は本当にいい1日でした」と話していた。
その後、ご愛顧感謝コンサートを行い、「森山愛子の世界をたっぷりとご堪能ください」と言って、デビュー曲「おんな節」をはじめ、「約束」「雪の渡り鳥」「骨から泣きたい雪子です」、名曲カバーから山下達郎の「クリスマス・イブ」、それに新曲「会津追分」など全10曲を熱唱。220席の会場は、熱烈な満員のファンの熱い声援が響き渡りながら最後まで熱唱ステージを繰り広げた。
15周年を迎え、「やっと本当の意味で歌を歌う楽しみを感じられるような年齢になったかなと思います。いまは自分の色もやっと少し出せるようになったかなと…。15年の間には、正直やめたいなと思ったときもありましたが、それに打ち勝てる自分をこれからまた20周年、30周年を目標にしてつくっていきたい。所属事務所の先輩・坂本冬美さんの素晴らしい背中をずっと見ているので、女性だけどカッコいいと言われる歌い手になっていきたい」と話していた。
(サンニュース)
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