■森山愛子が東京・草月ホールでデビュー15周年記念コンサート。学生12人の三味線ともコラボも披露
通算12枚目の最新シングル「会津追分」(発売・ユニバーサルミュージック)がロングヒット中の演歌歌手・森山愛子(33)が8月24日、東京・赤坂の草月ホールで「『会津追分』ヒット御礼 森山愛子 15周年記念コンサート~夢街道まっしぐら~」と銘打ったコンサートを開いた。
アントニオ猪木が名付け親となり、平成16年5月19日に「おんな節」でデビューして15周年を迎えた今年は、2月23日から3月29日まで東京・明治座の「五木ひろし特別公演 特別出演坂本冬美」に出演。4月からは、テレビユー福島の情報番組「げっきんチェック」の木曜日レギュラーとして出演中と活動の場を広げ、新曲「会津追分」のほうは、初のご当地ソングに挑戦して自身最大のヒット曲になるなど絶好調だ。
そんな15周年の集大成ともいえるコンサートにデビュー当時からの熱烈なファンら約500人が詰めかけ満席の中、真っ赤なドレス姿で登場し、「デビュー15周年を迎えられたことに心から感謝しています。たくさんの方のお陰で、新曲『会津追分』が一番のヒット曲になりました。今日はその勢いに乗っておもいっきり歌わせていただきます。今日は、事務所の先輩、坂本冬美さんからいただいた真っ赤なドレスを着て、坂本先輩に包まれている気持ちで心強いです。今日は、皆さんの心に響くコンサートにしたいです」と笑顔であいさつ。
「愛ちゃんのデビューのときも私が司会を務めさせていただきました。デビュー、5周年、10周年、15周年と、娘のように見守り続けています。新曲『会津追分』がヒット街道まっしぐらですが、より大ヒットさせてほしいです」と大きな期待を寄せるフリーアナウンサー・生島ヒロシの司会で進行する中、デビュー曲「おんな節」をはじめ、「恋酒」「風樹の母」「約束」、西田佐知子の「東京ブルース」、藤圭子の「京都から博多まで」、ちあきなおみの「冬隣」、新曲「会津追分」など全22曲を熱唱。
また、東京都白鴎高等学校・附属中学校長唄三味線部」に所属する生徒12人の三味線とのコラボによる新曲「会津追分」も披露し、最後まで見ごたえのあるステージで客席を魅了した。
学生12人との初コラボについて「久しぶりのコンサートなので、来ていただいた皆さんの印象に残ることを考えたところ、若い高校生の演奏でパワーをいただこうと…。結果として、本当によかったと思いましたし、私も高校生に戻った気分になりました」。そして、今後については「15周年の間には歌をあきらめようと思ったこともありましたが、いまは次の20周年、30周年へ向けて頑張りたい。年末を控え、紅白などもありますが、これからも1日1日を大切にして歌っていきたい」と話していた。
(サンニュース)
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