■歌謡曲の歌姫・伊藤美裕が毎年恒例の冬のワンマンライブで70年代シティポップスを中心に全17曲熱唱。来春には新作発表を
コロムビア創立100周年記念歌謡曲アーティストとして2011年4月にデビューし、今年で8年目を迎えた歌謡曲の歌姫・伊藤美裕(31)が12月8日、東京・渋谷区の恵比寿天窓.switchでワンマンライブを開いた。
毎年恒例の冬のワンマンライブで、約80人の熱烈なファンで満席の中、「12月ということで気持ちがせわしくなるような時期ですが、この時間だけはゆったりして帰ってもらえたらいいなという思いで歌を歌っていきますので、最後までよろしくお付き合いください」とあいさつ。
彼女が大好きだという70年代のシティポップスを中心に、大貫妙子の「船出」をはじめ、ブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」、南佳孝の「Midnight Love Call」、ナット・キング・コールの「L│O│V│E」、ティンパンアレイの「ソバカスのある少女」、原田真二の「タイム・トラベル」、沢田研二の「君をのせて」、オリジナルナンバーから「月の鍵」「あなたの花になりたい」「why?~真夜中の予感~」、それにアンコールでダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」など全17曲を熱唱。
その中で今年を振り返りながら「平成最後の年になりますが、今年はいままで以上に好きな音楽にどっぷりつかって活動できた1年だったかなと思います。それに伴って、すてきな音楽をなさっている先輩や音楽仲間とのいくつもの印象的な出会いがありました。夏には、毎年恒例の歌謡フェスでブレッド&バターの岩沢幸矢さんと一緒に歌わせていただいたのが、すごく感激した出来事でした」。
また、「私にとって2018年は、いろんな転機がありまして、お世話になった方の突然の死から始まった1年でした。私の事務所の会長(オフィスウォーカーの大谷勝巳さん)が、8年にわたってがんと闘病されていて、1月7日にお亡くなりになりました。いつも私のことを気にしてくださっていて、その訃報を聞いたとき、まだ恩返しができていなかったと思い、そこから一念発起して活動してきました。そして、いま充実した日々が送れています。家族以外でこんなに人の死に対して考えたことはなかったかもしれません。それを機に、前に進んでいきたという思いで今日まで頑張ってきたつもりですし、これからもそうやって頑張っていきたいと強く思います」と話していた。
来年春には新作を予定しているそうで、「いまは、自分の新しいステップの準備期間です。今年は、人の死を含めて、自分自身と向き合う時間がとても多かったですし、一つずつ形にしていくことが大事なんだと考えさせられた1年でした」と、さらなるステップに向かって意欲を燃やしていた。
(サンニュース)

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