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■藤原浩がデビュー25周年記念リサイタル。ゲスト歌手の水田竜子、岩出和也とコラボも披露

公開日: : ニュース

1994年5月21日に師匠・遠藤実さんが作曲した「真情」でデビューして今年で歌手生活25年目を迎えた演歌歌手・藤原浩(58)が26日、東京・杉並区の杉並公会堂・大ホールで「藤原浩 感謝の心を込めて…」と銘打ったデビュー25周年記念リサイタルを開いた。

藤原-浩(その1)

25周年を迎えて、「皆さまに支えられていただいた歌の道ですので、感謝という言葉しかありません」と笑顔を見せながら「遠藤実先生のもとに平成3年に入門し、付人などを経験しながら歌手にさせていただきました。(その住まいがあった杉並区の)この荻窪は私の原点です。杉並公会堂では何度もコンサートをやらせていただき、15周年、20周年のときにはリサイタルも開かせていただきました。今日も遠藤先生が天国で見守っていらっしゃると思いますし、天国の遠藤先生に私の歌声が届くよう歌いたいと思っています。25周年は私にとって一つの通過点でして、これからも精進しながら30年への道のりへと頑張っていきたい」と大張り切り。

藤原-浩(その2)

 今回のリサイタルは「いつまでも青春」をテーマに、オリジナルのほかに、70年代のフォークの世界を綴りながら「来てくださったお客さまにも青春時代を思い出していただけるようなステージにしたい」として構成。

 約1100席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンらで満席の中、「今日は感謝の気持ちを込めて歌わせていただきます」とあいさつし、デビュー曲「真情」をはじめ、オリジナル作品から「未練のグラス」「しあわせ迷子」「命のひと」、フォークの名曲カバーから「ケメ子の歌」(ザ・ダーツ)、「学生街の喫茶店」(ガロ)、「池上線」(西島三重子)、オリジナル作品から「ふたりの始発駅」「あなたが終着駅」「越前つばき」「倖せありがとう」、前作シングル「雪明かり」、それに9月5日発売の最新シングル「あの日のひまわり」(詞・田久保真見、曲・徳久広司、発売・キングレコード)など全25曲を熱唱。

藤原-浩(その3)

 また、同じキングレコードに所属の演歌歌手・水田竜子(41)、同・岩出和也(47)の2人が応援に駆けつけ、3人でコラボも披露。岩出と2人でジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」、水田と岩出の3人でピンキーとキラーズの「恋の季節」を歌ってステージを盛り上げた。

 藤原とは同期のデビューという水田は「優しくて紳士というすてきな藤原浩さんですが、いまもデビュー当時から変わらない方ですね。私の母も藤原さんの大ファンですが、これからもこの3人で歌う機会があったらいいなと思っています」。岩出は「ザ・キングボーイズという3人編成のユニットを結成してからより仲がよくなりまして、いまではお兄さんのように慕っていまして、兄弟のようにお付き合いさせていただいています」と話していた。

(サンニュース)

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