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■市川由紀乃が東京・浅草公会堂で単独リサイタルを開催。25年の集大成ステージで全20曲熱唱。横山剣とデュエットも披露

公開日: : ニュース ,

一昨年、昨年と2年連続で「NHK紅白歌合戦」に出場し、最新シングル「うたかたの女」(キングレコードから1月17日発売)が10万枚出荷とロングヒット中の演歌歌手・市川由紀乃(42)が10月31日、東京・台東区の浅草公会堂でデビュー25周年にふさわしい単独リサイタルを開いた。

市川由紀乃(その1)

開演前から「今日は浅草公会堂でのリサイタルということで、この時期に浅草のステージに立たせていただけること、とても幸せに思っております。25周年の集大成、自分のいままでの歌手人生を振り返りながら今日は全力で最後までお客さまと一緒におもいっきり楽しんで、そして皆さまの心に届く、そんな歌が歌えるように精いっぱい努めさせていただきたいと思います」と大張り切り。

会場は、1000人を超える熱烈なファンで満席(チケットは即完売)の中、昨年末の紅白で歌唱した美空ひばりのカバー曲「人生一路」でオープニングの幕を開け、「オープニングは、昨年末の紅白歌合戦のステージで着させていただいた着物と、加藤和也さんのご好意によりまして、ひばりさんの生前身につけていらっしゃった帯とかんざしを付けて歌わせていただきました。デビューして25年という節目を迎えさせていただきました。この浅草公会堂のステージに立って皆さまと一緒にこの時間を過ごさせていただけること、本当に夢のようです。でも、皆さまの支えがあったからこそ今日のこの日を迎えることができました。今日は感謝の気持ちで最後まで全力でステージを務めさせていただきます」とあいさつ。

市川由紀乃(その2)

25年の歩みオリジナルメドレーから「越後絶唱」「海峡氷雨」「桟橋時雨」などを披露した後、クレイジーケンバンドの横山剣がゲスト出演し、二人で「雨に濡れて二人」(同デュエットソングのCDがキングレコードから6月6日発売)をデュエット。続いて昭和の名曲カバーから小林幸子の「おもいで酒」、田端義夫の「かえり船」、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」などを熱唱。

 中盤は、作詩家・阿久悠作品から沢田研二の「勝手にしやがれ」、ピンク・レディーの「ペッパー警部」、ちあきなおみの「紅とんぼ」、後半は、オリジナルのヒット作品から「命咲かせて」「うたかたの女」「心かさねて」など全20曲を熱唱し、最後まで満員の客席を魅了した。

市川由紀乃(その3)

 この日、2枚組のニュー・アルバム「唄女(うたいびと)Ⅲ~昭和歌謡コレクション&阿久悠作品集」が発売。今年生誕80周年、没後10年を迎えた作詩家・阿久悠さんの未発表作品と昭和を代表するヒット曲・カバーで構成された「阿久悠トリビュート盤」だ。

 今年もあと2カ月となったが、記者からの「3年連続の紅白を狙いますか?」という質問には「最後まで走り抜けたいと思っています。そしてもしそういう結果が出たらうれしいですが、これからも精いっぱい頑張って歌っていきます」と話していた。

市川由紀乃(その4)

 新曲「うたかたの女」は今年度の「第51回日本作詩大賞」にノミネートされ、12月8日にBSテレ東の生放送される同番組に出演。来年3月7日から同25日まで名古屋の御園座で上演される「五木ひろし特別公演」に特別出演。また、同7月5日から同19日まで大阪・新歌舞伎座で初の座長公演「市川由紀乃特別公演」を行う。

(サンニュース)

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