■20歳の現役大学生、演歌新人・辰巳ゆうとが銀座山野楽器でデビュー曲「下町純情」発売記念イベント
「力いっぱい、演歌です!」をキャッチコピーにビクターエンタテインメントから1月17日に「下町純情」(詞・久仁京介、曲・徳久広司)でデビューする演歌歌手・辰巳ゆうと(20)が16日、東京・銀座の山野楽器本店Jam Spotでデビュー記念イベントを行った。
大学進学を機に出身地・大阪府から上京。大学(都内の大学2年在学中)で学ぶかたわら歌手デビューに向けての修行として昨年2月から「演歌のストリートライブ」を東京・赤羽、大塚、錦糸町など下町を中心に約80回実施。1月9日に20歳になったばかりで、事務所は、同じ演歌歌手の先輩、山川豊や氷川きよしらが在籍する「長良プロダクション」に所属。
事前に配布された整理券を受け取ったライブ観覧希望者やマスコミ関係者、約100人が詰めかける中、「こんなに大勢の方に来ていただき、ありがとうございます。今日は、最後まで精いっぱい、力いっぱい歌わせていただきますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。デビュー曲『下町純情』は、下町を舞台にした人生賛歌です。昭和テイストなノリのいい、歌いやすい曲となっておりますので、皆さまにもぜひ覚えていただき、歌ってくださるとうれしいです」と笑顔であいさつ。
客席から「ゆうと」コールも沸き起こる中、紺色のスーツ姿で、デビュー・シングル「下町純情」をはじめ、同カップリング曲「赤羽ものがたり」、同「北へ帰ろう」、昭和の名曲「赤いランプの終列車」、ファイナルはフルコーラスで「下町純情」の全5曲を熱唱。
その中でカップリング曲「赤羽ものがたり」について「なぜ赤羽という地名が付いているかと言いますと、ストリートライブを初めてやらせていただいたのが赤羽だからです。一番多くの回数やらせていただいているのも赤羽で、僕にとってストリートライブの原点でして、赤羽に行くとさらに気が引き締まり、もっと頑張ろうという気にさせてくれる場所です。『下町純情』とはまた違った大人の雰囲気の曲で、こちらも大切な1曲です」とエピソードを交えて紹介した。
歌い終わってからバースデーケーキもプレゼントされ、感激もひとしおの辰巳は「明日、デビューということでワクワクしています。僕は事務所の氷川きよしさんを尊敬していますので、氷川さんの背中を目指して頑張りたいと思います。氷川さんのコンサートは小さいころから見させていただき、ずっとあこがれの存在です。何度かお会いしましたが、その都度、温かいお言葉をかけてくださっています」。
20歳を迎えたバースデー当日は「何もない平凡な一日を過ごしましたが、20歳になったので、自分の行動に責任を持たなければという決意をしました」。
演歌が大好きな祖父母の影響で、幼いころから数々の演歌を覚え、歌ってきたそうで、「祖父母はもちろん、家族や親戚が一丸となって応援してくれていますので、みんなの期待に応えたいですし、これからたくさんの皆さまに愛されるような演歌歌手になりたい」と張り切っていた。
(サンニュース)
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