■「東京演歌ライブ」で原田悠里、水田竜子、岩本公水、永井裕子、椎名佐千子、井上由美子のキング美人演歌歌手6人が競演。ペギー葉山さんのトリビュートコーナーも
キングレコードに所属の原田悠里(62)、水田竜子(40)、岩本公水(42)、永井裕子(36)、椎名佐千子(34)、井上由美子(40)の女性演歌歌手6人が一堂に会して7月26日、東京・亀有のかめありリリオホールで「東京演歌ライブ~Oh!Summerキングヒットパレード!!~」と銘打ったライブが開かれた。

「東京演歌ライブ」は、2004年2月25日からスタートし、毎月開催されている人気演歌ライブで、今回は147回目で、キング所属の女性演歌歌手6人が出演。
開演前、椎名は「このような皆さんとご一緒するステージはなかなか機会がないので、今日は本当にワクワクしています」。岩本は「何日か前に私の故郷・秋田が雨で大変な目に遭っているので、心配で母親に電話をしたのですが、『もう大丈夫だから歌だけに集中して頑張って歌って』と言われたので、歌えることの幸せというか、元気な人が元気を届けられる責任みたいなものを全うできるように一生懸命歌いたい」。
原田は「今日は、夏バテ気味の皆さんに私たち美人演歌歌手たち(笑)の歌声をお届けして、少しでも夏バテ解消に、そして元気をお届けできたらなと思っています」。水田は「今日は私の両親も見に来ておりまして、キングの美人演歌歌手がそろうということでとても楽しみにしています。キングレコードはいつも仲良く元気いっぱいがモットーの雰囲気の仲間なので、アットホームで元気のいいステージを見ていただきたい」。

永井は「本日の出演者の中で2番目に小さい永井裕子ですが、今日は美人歌手の仲間入りをさせていただいてとても光栄に思っています。美人演歌歌手の中であの娘だけちょっと違ったね、と言われないように、艶やかな歌が歌えるように頑張らせていただきたい」。井上は「私が一番小さい井上由美子ですが、東京演歌ライブは毎回、会場の皆さんとの距離が近くて、一体感が味わえるのですごく楽しみですし、会場の皆さんだけではなくて、会場に来られなかった皆さんにも元気パワーが届くように先輩の皆さんと一緒に頑張りたい」と意欲満々。
600席の会場のチケットは早々と完売。そんな熱烈なファンで熱気ムンムンの中、北島三郎の「まつり」を全員で歌って膜を開け、新曲コーナーで井上は「母情歌」、椎名は「ソーラン鴎唄」、永井は「飛鳥川」、岩本は「北の絶唱」、水田は「船折瀬戸」、原田は「人生夢桜」を熱唱。

また、今年4月に亡くなった同社所属のベテラン歌手・ペギー葉山さん(享年83)のトリビュートコーナーで、井上が「ドレミのうた」、椎名が「ケ・セラ・セラ」、永井が「学生時代」、岩本が「ラ・ノビア」、水田が「南国土佐を後にして」、原田が「シャンソン~ひとりの歌い手がいた~」を歌って故人をしのび、全25曲のプログラムで最後まで満員の客席を楽しませた。
その中で原田は「私はデビューして35年になりますので、ペギーさんとは長い間、接していただきました、亡くなる2、3週間ぐらい前にお会いしたのですが、そのときもいつもと変わらず華やかで、『どう元気? 今度、舞台があるのよ』とおっしゃったので、『ぜひ拝見します』と申し上げたのが最後でした。歌い手として歌を全うされたその姿に改めてペギーさんらしいなと、驚きとともにすごい感動をもらいました」と話していた。
(サンニュース)
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