■山川豊が新曲「黄昏」発売記念イベント。男の純愛シリーズ第3弾目。「昭和浪漫居酒屋『黄昏』」で一日店長を
昨年はデビュー35周年記念曲「再愛/蜃気楼の町から」のスマッシュヒットで「第58回日本レコード大賞・日本作曲家協会選奨」などを受賞した演歌歌手・山川豊(58)が、6月14日にユニバーサルミュージックからニュー・シングル「黄昏」(詞・原文彦、曲・叶弦大)を発売したのを記念して同日、東京・新宿区の老舗居酒屋「浪漫坊」で新曲イベントを行った。
2015年発売の「螢子(けいこ)」からスタートした「男の純愛シリーズ」の人気で新たな山川演歌の世界を築き上げてきたが、今回はそのシリーズの第3弾。長い年月、そばに寄り添ってくれた女性に感謝の気持ちを送るという誰もが心の中に持つノスタルジーをテーマに「男の純愛シリーズ」の完成形となる作品。また、カップリング曲「潮騒」は、デビュー36年目にして初めて出身地・三重県にある神島を舞台にしたせつない男心をうたった作品だ。
第1弾「螢子」では、東京・恵比寿に「カラオケスナック『螢子』」を開店しての一日店長、第2弾「再愛」では、東京・赤坂に「カラオケ喫茶『再愛』」を開店しての一日店長を務め、今回は「店長シリーズ」として昭和の時代から30年以上の歴史を持つ居酒屋に「昭和浪漫居酒屋『黄昏』」を開店し、一日店長を務めることになったもの。
大勢のマスコミ関係者が詰めかける中、作務衣にエプロン姿で店内に立った山川は「今回は、昭和居酒屋の店長として自前の作務衣を着させていただきました。『螢子』『再愛』『黄昏』と3弾続きましたが、35年の間には『しぐれ川』『夜桜』『きずな』と3弾続いた作品がありまして、そのときは100万枚いきましたので、今回も100万枚を目指して頑張りたいと思っています。『螢子』からまた新しい山川豊の世界ができつつあるのではないかなと…。今日は、おにぎりやポテトサラダなど昭和を思い起こすようなメニューの料理を食べていただきながら皆さん方との交流を深めていきたい」とあいさつし、男の純愛シリーズから「螢子」「再愛」「黄昏」の全3曲を熱唱。
その中で、故郷・三重県で過ごした子ども時代や初恋の話題などについてふれながら彼に影響を与えた昭和のヒット曲をオリジナル歌手の音源で紹介。
また、前回に続いて今回も3つの誓い=一つ目は「昨年に引き続き『離島』イベント実施」、2つ目は「NHK紅白歌合戦出場!」、3つ目は「YouTube映像プロデュース 100万回再生を目指す」=を掲げ、3つ目の誓いでは「ヒットさせるためには、ジャスティン・ビーバー(23)=Twitterのフォロワー数が6500万人を超えるカナダのシンガー・ソングライター=に歌ってもらうのが一番早いんじゃないですか。『♪甘い黄昏~』―ここだけでいいんですよ。9月にコンサートで来日するそうなので、そのときに会いに行って、友だちになって、この『黄昏』をくちずさんでもらえたらうれしいですね」。
最後に「これを機に、店長シリーズ化していったら面白いなと思います。例えば僕が故郷の特産物を使って何か料理を作って振る舞う、というのも やってみたい」と話していた。
(サンニュース)
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