■「2016年キングレコード歌謡選手権全国決勝大会」のグランドチャンピオンは17歳の佐藤亜蘭さんに決定。福田こうへい、丘みどりがゲスト出演
キングレコードが、カラオケ文化の普及と音楽文化の向上発展を目指して平成13年2月1日に開講して今年で16年目を迎えた「キングレコード歌謡文化アカデミー」(略称・KBA、会長・大澄雅人)が30日、東京・港区のメルパルクホールで「2016年キングレコード歌謡選手権 全国決勝大会」を開いた。
同大会は、今年で連続16回目。年齢別に若いコースから「プラチナコース」(35歳以下)、「ルビーコース」(36~49歳)、「エメラルドコース」(50~64歳)、「サファイアコース」(65~69歳)、「ダイヤモンドコース」(70~74歳)、「ゴールドコース」(75歳以上)の6部門に分かれ、全国11カ所で行われた地区大会を勝ち抜いた全102人がこの日の決勝大会に臨んだ。
作詞家・石原信一さん、作曲家・幸耕平さん、キングレコードの竹内涼ディレクターの3人が審査員を務める中、ゴールド(21人)、ダイヤモンド(22人)、サファイア(22人)、エメラルド(21人)、ルビー(10人)、プラチナ(6人)の順に各コースでの優勝を目指して出場者全員が自慢のノドを競い合った。
その結果、ゴールドコースの優勝は松宮英子さん、ダイヤモンドコースの優勝は脇田英司さん、サファイアコースの優勝は野口文寛さん、エメラルドコースの優勝は平田誠二さん、ルビーコースの優勝は末廣絵美さん、プラチナコースの優勝は佐藤亜蘭さん(男性)にそれぞれ決定。
さらに各部門での優勝者全6人の中から選ばれるグランドチャンピオンには、プラチナコースで「スポットライト」(山内惠介)を歌って優勝した佐藤亜蘭さん(17)=高校2年生、北海道苫小牧市在住=が見事、最高位の栄冠に輝き、「小学校1年のときから本格的に歌を習い始めましたが、今日は、まさか自分がグランドチャンピオンになれるとは思ってもいませんでしたので、うれしいというよりも驚きのほうが大きいです」と感激もひとしおだった。
また、審査発表・表彰前にキングレコード所属の演歌歌手・福田こうへい(40)と同・丘みどり(32)の2人がゲスト出演。
最初に丘みどりが、キングレコード移籍第1弾シングル「霧の川」をはじめ、同カップリング曲「別離の切符」、デビュー曲「おけさ渡り鳥」の全3曲を熱唱。「皆さんお上手で、素晴らしい歌唱力でしたし、日ごろからとても練習されているんだなと思いました。そんな皆さんに私の新曲『霧の川』もレパートリーの1曲に加えていただけたらうれしいです」と話していた。
続いて福田こうへいが、新曲「北の出世船」をはじめ、「南部蝉しぐれ」「南部のふるさと」「峠越え」の全4曲を熱唱。「今日は長時間にわたってお疲れさまでした。出場者の皆さんは、日ごろからよく訓練されているなと思いました。私も民謡コンクールに出場したときのことを思い出していました。歌を上手に歌うコツ? それは、うまく歌うことです(笑)」と、ジョークを交えながらエールを送っていた。
(サンニュース)
us staff
最新記事 by us staff (全て見る)
- ■水森かおりがデビュー記念日にメモリアルコンサートを開催。昨年の紅白で披露したドミノとのコラボを再現。俳優・原田龍二とのデュエットソングを初公開。 - 2024年9月27日
- ■水森かおりが新曲「三陸挽歌」のご当地を訪れ、岩手・山田町の秋祭り「山田祭り」でミニステージを披露。山田祭り240年の歴史の中で女性初の神輿の掛け声を。 - 2024年9月18日
- ■辰巳ゆうとが全国4大都市での初のコンサートツアー。初日の東京公演で全21曲熱唱。年末の紅白を目指して意欲満々。 - 2024年9月2日
- ■水森かおりが新曲「三陸挽歌」のご当地を訪れ、岩手・久慈市の「ガタゴンまつり」で全4曲熱唱。小袖海女センターで「1日北限の海女」にも任命。 - 2024年8月26日
- 桜ちかこがレコード会社の後輩歌手・一条貫太とジョイントライブ。2日間全4公演すべてが満席。 - 2024年8月20日