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■神野美伽が東京・新宿文化センターでコンサート。持ち前のエンターテイナーぶりを最後まで発揮

公開日: : ニュース

今年でデビュー33年目を迎え、新曲「命の恋」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・神野美伽(51)が24日昼夜2回、東京・新宿区の新宿文化センター大ホールで「神野美伽のコンサート2016」と銘打ったコンサートを開いた。

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約1800席の会場は、昼夜ともに熱烈な中高年ファンで満席の中、「男の海峡」でオープニングの幕を開け、「(幕が開いた)この素晴らしい瞬間、自分でもこんなに感動して、『いい年をして』ときっとお思いになるかもしれませんが…。今日は、皆さんとこうしてお会いできたこと、本当にうれしく思います」

「1年を通して、コンサートツアーで日本全国、津々浦々、旅をさせていただいていますが、毎回毎回、この(幕が開いた)瞬間を喜んでいます。毎年、東京でコンサートを開いていまして、去年は春に渋谷公会堂で行いましたが、その1年半前の私と、いまの私、大きく人生が激動しました。生きているとこういうこともあるんだなと…。だけど、私は歌うんだという気持ちでいます。今日は(構成は)何も決めていません。曲の順番ぐらいです。皆さんとの時間をうんとかみしめながら過ごしたいと思っています。今日は、一番シンプルな形で歌を聴いてもらえると思いますので、最後までお楽しみください」と笑顔であいさつ。

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「浮雲ふたり」「桜みち」、メドレーで「春夏秋冬屋形船」「雪簾」「日本の男」、新曲「命の恋」と、オリジナル曲を次々と歌い、新曲については「9月21日に発売になりました。なんといい歌とまた出合えたんだろうと思って歌い始めました。タイトルは『命の恋』と言いまして、命がけの恋ということです。損だとか得だとか、世間だとか、そういうことは関係なく、自分の人生と引き替えてでもこの人を愛したい、でも、添えない。そういう歌です」とアピール。

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 続いて今回の公演の目玉ともいえる、ピアノ・小原孝、バイオリン・真部裕、ヴォイスパーカッション・北村嘉一郎の3人の演奏をバックに「与作」「悲しい酒」「無法松の一生」「古い日記」などを披露し、圧巻は「トルコ行進曲」を息をつく暇もない歌唱法で歌いきり、客席を驚かせた。

そして後半は、ちあきなおみのカバー曲から「紅い花」「冬隣」、オリジナル曲から「男船」「男節」、ファイナルの「あんたの大阪」など全22曲を熱唱し、持ち前のエンターテイナーぶりを存分に発揮しながら最後まで客席を楽しませた。 

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12月2日から同20日まで大阪・新歌舞伎座で「神野美伽特別公演 松竹新喜劇参加」と題した座長公演を開催。

(サンニュース)

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