■ささきいさおが55周年記念曲「今の向こうの今を」発売記念インストアイベント
昨年、デビュー55周年を迎え、「アニメソング界の大王」と呼ばれて現在も第一線で活躍中の歌手・ささきいさお(74)が、同記念曲「今の向こうの今を」(詞・畑亜貴、曲・黒須克彦)を日本コロムビアから5月25日に発売したのを記念して同日、東京・池袋のHMVエソラ池袋イベントスペースでミニライブ&サイン会を開いた。
約120人の熱烈なファンが詰めかける中、「55年は長い年月ですが、たってしまうとあっという間で、15年ぐらいにしか感じませんね。楽しいことより苦労したことのほうが多かったですが、楽しいことがあったから苦労したことを忘れるのかもしれません。でも、この年齢で新曲が出せるのは(応援してくださる)皆さんのお陰です」と笑顔であいさつ。
アニソンの代表曲から「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ、「銀河鉄道999」「秘密戦隊ゴレンジャー」、新曲のカップリング曲で、彼が大好きなエルビス・プレスリーを彷彿とさせるロックテイストの「始まりは何度でも」、それに新曲「今の向こうの今を」の全5曲を元気いっぱいに熱唱。
その中で新曲について「畑さんが、ご自分のお気に入りの作曲家とアレンジャーの方と一生懸命つくってくださって、いい作品が出来上がりました。今のちょっと先に自分がいるとすると、その自分が今を振り返ったときに『ああ、あんなこともあったよね』『苦しい思い出もあったけどさあ』といったいい思い出になってしまう。だから今を精いっぱい生きたほうがいいと…。いま苦労しても、努力すればその先に明るい自分がいますよという歌です。畑さんがたぶん僕のことをずっと見ていて、苦労したり、いろんなことがあったけど、『あんなこともあったよね』と笑い話にできる自分がいる。だから気持ちが通じたときは会いに行こうという、そういう歌です」と話していた。
その後、サイン会を行い、ファン一人ひとりと握手を交わした。
7月18日には、J―SQUARE SHINAGAWA(東京・港区)で「ささきいさお『大王祭』~ニコ生プレミアムライブ~」と銘打った200人限定のプレミアムイベントを行う。
(サンニュース)
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