■山内惠介、市川由紀乃、三山ひろしが、三波春夫さんの没後15年企画公演で共演。三波さんの名曲を披露
山内惠介(33)、市川由紀乃(40)、三山ひろし(36)の人気演歌歌手3人が25日昼夜2回、神奈川・横浜市の神奈川県民ホールで「三波春夫没後十五年特別企画 山内惠介・市川由紀乃・三山ひろしスペシャルコンサート」と銘打ったジョイントコンサートを開いた。
「チャンチキおけさ」「東京五輪音頭」など数々のヒット曲で知られる昭和を代表する国民的歌手・三波春夫さん(2001年4月14日死去。享年77)の没後15年をしのんで同公演が企画されたもの。
この日を皮切りに、来年3月9日の茨城県立県民文化センターまで全国13会場(全28公演)=東京公演は、来年2月27日に中野サンプラザホールで=で開催。
その初日の2500席の会場は、昼夜ともに満席の中、第1部は「長編歌謡浪曲 絵巻~『大忠臣蔵』より~」(監修・脚本=三波美夕紀、構成・演出=宮下康仁)と題して、三波さんの歌藝(うたげい)の真骨頂である「長編歌謡浪曲」を約50分に凝縮して、「あゝ松の廊下」から「元禄名槍譜 俵星玄蕃」まで語りと歌で物語風につづりながら3人で披露。
第2部は「熱唱!トリプル オンステージ」(構成・演出=宮下康仁)と題して、それぞれのミニステージから三山が「人恋酒場」「お岩木山」、市川が「海峡岬」「命咲かせて」、山内が「スポットライト」「恋する街角」などを歌った。
その後、「三波春夫トリビュート」コーナーで、山内が「雪の渡り鳥」、三山が「大利根無情」、市川が「一本刀土俵入り」、「三波春夫ヒットメドレー」コーナーでは、3人で「チャンチキおけさ」「船方さんよ」「世界の国からこんにちは」「東京五輪音頭」を歌唱。
続いてそれぞれの新曲から三山が「四万十川」、市川が「心かさねて」、山内が「流転の波止場」、ファイナルは3人で三波さんのヒット曲「おまんた囃子」の全17曲を熱唱し、最後まで満員の客席を楽しませた。
終演後、山内は「三波先生は歌の神様のような方なので、今日はとても緊張しました。1人だとなかなか乗り越えられない壁も、3人だからこそ成し遂げられたのかなと思います。(3人なので)心強かったです」。市川は「すべてが初めての経験だったんですけれども、惠介さんとひろしさんの胸をお借りして、いい経験をさせていただき、いい初日を迎えることができました」。三山は「この企画に呼んでいただけてすごくうれしかったです。客席に三波先生が座っていらっしゃって、じっと見ながら『頑張れよ』というエールを送ってくださっているような気持ちでステージに立たせていただきました。夢のような初日でした」。また、市川は「まさか自分が三波先生の長編歌謡浪曲に挑戦させていただけるとは思ってもいなかったので、これらの歌手人生において大きな経験とプラスになる時間をいただきました」と話していた。
(サンニュース)

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