■市川由紀乃が福島・国見町応援大使に任命され、同町でコンサート。太田久雄町長や町民たちに元気・活力を
最新シングル「心かさねて」(発売・キングレコード)がロングヒット中の演歌歌手・市川由紀乃(40)が9日、福島・国見町の国見町観月台文化センター・ホールで開催された「くにみ演歌まつり」(主催=国見町・国見町教育委員会、共催=福島演歌塾)にゲスト出演し、コンサートを開いた。
同まつりは、東日本大震災と原子力発電所の事故により町民の多くが被災し、5年が経過したいまも被災者の心の復興が道半ばのため、演歌という歌の力によって地域住民に元気・活力を与えたいとして開催されたもの。
2部構成で、第1部は「福島演歌塾ステージ」と銘打ち、10月16日に長野・上田市で行われる「第30回演歌塾全国カラオケ大会 in 長野」に出場する9人と、ゲスト歌手・鴻巣巧一と同・三浦良太の歌唱をそれぞれ披露。
続く第2部に今回のメインゲストとして招かれた市川が出演。約650人の地元ファンたちから「由紀乃ちゃ~ん!」という熱い声援が飛び交う中、「由紀乃太鼓」をはじめ、昭和の名曲カバーから故・島倉千代子さんの「この世の花」、前作のヒットシングル「命咲かせて」、それに新曲「心かさねて」など全8曲を熱唱。
そのステージに、市川を「福島県国見町応援大使」に任命した国見町長・太田久雄さん、福島演歌塾長・鈴木勝二さん、同町のマスコットキャラクター「くにみももたん」が駆けつけ、太田町長は「市川由紀乃さんは、顔もきれい、心もきれいな方です。快くわが町の応援大使になってくださいました。皆さん、ぜひ市川さんをNHK紅白歌合戦(の舞台)に送ってください」と激励し、客席の町民たちと一緒に気勢を上げた。
「国見町応援大使」は、東日本大震災の復旧・復興を支援した人に同町の魅力を発信してもらい、イメージアップを図るために設置されたもので、7月2日にミュージカル俳優・沢木順が初めて任命され、市川は2人目。2014年と15年に新曲キャンペーンで同町を訪れた際、歌で国見町の被災者たちに元気と勇気を与えたという理由で「応援大使」に任命された市川は「まわりの歌手の方々が『~大使』に任命されているのを見ながら私もいつかお声をかけていただけたらなあと思っていましたので、今回、『国見町応援大使』に任命していただいて本当にうれしいです」と大感激。
そして、「国見町は、歴史と文化にあふれた町でして、果物もおいしいですし、特に桃が町村の部で全国生産第1位です。その桃を使ってのピーチワインはとてもおいしくて、いまは品薄になっているそうです。私はお仕事で全国各地に行きますので、この国見町の素晴らしさ、町民の皆さんの優しさ、温かさを一人でも多くの方々に知っていただこうと思っていますし、国見町の皆さんには、いままで以上に市川由紀乃という歌い手をより身近に感じていただいて、今度、国見町に来たときは、皆さんから『お帰りなさい』と言ってもらえるような存在になれたらいいですね。今年こそは、紅白という大舞台に立って国見町の皆さんと喜びを分かち合いたい」と話していた。
(サンニュース)

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