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■青木美保が東京・豊川稲荷で新曲「秋燕」ヒット祈願。病気を克服し、「人の心に響くような歌を歌っていきたい

公開日: : 最終更新日:2016/09/26 ニュース

人気演歌歌手・五木ひろしにスカウトされ、1984年3月21日にキングレコードから「人生三昧」でデビュー。今年で33年目を迎えた演歌歌手・青木美保(49)が、9月21日に同社からニュー・シングル「秋燕(あきつばめ)」(詞・麻こよみ、曲・岡千秋)を発売したのを記念して同日、東京・元赤坂の豊川稲荷東京別院で新曲ヒット祈願を行った。

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所属レコード会社と所属事務所のスタッフと一緒に本殿でヒット祈願を行い、「今日は心が洗われましたし、さあ、また一から頑張るぞという思いが新たになったようです。こういった形でヒット祈願をさせていただくのはデビュー曲のとき以来でして、きっといいことが起きると信じて、もしいいこと(ヒットすること)が起きたら次からは必ず恒例行事にしようかなと思っています」と、ヒットに意欲を燃やした。

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 2000年に体調不良を訴え、「痙攣性発声障害」と診断され、約10年間、歌手活動を休止していた時期があり、「復帰してから今年で5年目になるんですが、いま振り返ってみると、復帰させてもらったもののまだ以前のように歌えるかどうか不安みたいなものが払拭できずにいました。そして、復帰してからの曲を改めて聴きなおしてみたのですが、怖さや臆病なところが歌に出ていたような気がします」としていたが、「今回、『秋燕』と出合ったことで、そういう自分の中にあった不安のようなものが吹っ切れました。病気をする前の歌い方や声の出し方が、『秋燕』と出合ったことで、レコーディング中にどんどんよみがえってきました。この出合いは、偶然ではなく必然であって、この曲がまた私を変えてくれるようなそんな気がしています」。

 今年10月13日で50歳を迎えるにあたり、「自分が50歳になるのが不思議な感じがします。幼いころは、50歳の人を見るとものすごくおばさんだと思っていましたが、そんなことは全然なくて、気持ちはデビューした17歳のころのままです。でもそれではいけなくて、50歳の決意と覚悟をこの曲に乗せて、臆病なところから一つ脱皮して、これまでは自分が歌うことに一生懸命でしたけれども、聴いてくださる皆さんの耳じゃなくて心に響くような歌を歌っていきたい。『秋燕』がそんな曲になって皆さんのもとに飛んでいってくれると信じて歌っていこうと思っています」と、新たな決意を語った。

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シングル曲では、デビュー曲「人生三昧」以来となる岡千秋さんの作曲で、「レコーディングが終わって、岡先生から『久しぶりにいい声を聴いたよ』と言っていただいてうれしかったです。燕は春に飛んできて、秋に帰っていくのですが、『秋燕』は自分の元を離れていく愛しい人にもたとえられるでしょうし、自分の元を去っていく愛しい人に自分の思いを燕に託して持っていってほしいということで、春の燕よりも物悲しくて、女性の思いをより表しているすてきな作品に出合うことができました。一人でも多くの方の心に『秋燕』が飛んでいってくれるよう頑張って歌っていきたい」と話していた。

(サンニュース)

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