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■薬師丸ひろ子が「初の野外公演となる世界遺産コンサート 映画デビュー作「野性の証明」主題歌を初歌唱!

公開日: : ニュース

日本を代表する女優で歌手の薬師丸ひろ子(52)が9月25日、奈良・奈良市の春日大社・飛火野特設ステージで「世界遺産劇場/春日大社 第六十次式年造替奉祝 薬師丸ひろ子コンサート」と銘打った初の野外コンサートを開いた。

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開演前、「京都・奈良の神社仏閣は子どものころから憧れていたので、こういう機会をいただいてうれしいです。今日は、広い春日大社いっぱいに届くよう歌いたい」と抱負を語った。

 この日は、約3000人の熱烈なファンが詰めかける中、名曲「時代」で始まり、待ち望んだ大勢のファンから大歓声が上がる中、続いて歌手デビュー曲「セーラー服と機関銃」(1981年11月21日発売)、映画主題歌「メイン・テーマ」、「元気を出して」と、スタートから往年の大ヒット曲が並ぶ。

「今日は、世界遺産春日大社コンサートにお越しくださいまして、どうもありがとうございます。リハーサルの時に鹿が2匹、『何してるんだろう?』と見ていてくれました(笑)。私は女優として演じるときも、風や光を感じるのが好きなのですが、今日は初めての野外で皆さんと一緒に感じられて幸せです」と笑顔であいさつ。

中盤では、歌手デビュー35周年を記念して、洋画から邦画音楽まで自らがセレクトした映画音楽カバーセレクション「Cinema Songs」(11月23日発売/ビクターエンタテインメント)から、スクリーンデビュー作となった映画“野性の証明”(1978年/主演:高倉健)主題歌「戦士の休息」(9月25日先行配信)を初披露。

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「11月に発売となります『Cinema Songs』は、いままで見てきた映画の、大好きで美しいメロディーを歌いたいと思って作りました。13歳で女優デビューして数十年たち(笑)、最初に高倉建さんとご一緒した『野性の証明』の主題歌『戦士の休息』は、当時も何度も何度も聴いて、新しいアルバムの中で歌わせていただくことになりました」

「戦士の休息」が始まると、突然のサプライズに、薬師丸ひろ子と同世代の多くのファンは、感涙を流しながら聴き入っていた。
夕暮れから陽が沈みきった夜までの約2時間、主演主題歌の大ヒット曲「Woman“Wの悲劇”より」まで全19曲を歌唱、アンコールの最後には、ニュー・アルバム「Cinema Songs」から「ムーン・リバー」を初披露し、大観衆を酔わせた。

 コンサートは、2015年10月15日実施の「薬師丸ひろ子 コンサート2015」(東京・オーチャードホールで開催)以来、約1年ぶり。
また、次回コンサート「薬師丸ひろ子 Premium Acoustic Night〜シネマソングス〜」(2016年11月24日、25日/各2回公演)が東京・六本木のビルボードライブ東京で行うことが決定。
今後も歌手デビュー35周年を記念した精力的な音楽活動が期待されている。

(サンニュース)

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