■山川豊が35周年シングル発売を記念して一日限りの「カラオケ喫茶『再愛』」開店。一日店長&歌披露
今年でデビュー35年目を迎えた演歌歌手・山川豊(57)が、同記念シングル「再愛/蜃気楼の町から」(両A面シングル)をユニバーサルミュージックから3月16日に発売するのに先がけて15日、東京・永田町の喫茶店・イーグルに「カラオケ喫茶『再愛』」を一日限定でオープンし、一日店長を務めた。
イーグルは、山川が所属していた前レコード会社・東芝EMIの近くにある開店46年を迎える老舗喫茶店で、「僕はデビューする前は、2年近く東芝EMIで(デビュー前の修行のために)社員として働いていまして、仕事の合間の昼休憩は必ずここに来て、スタッフの方々にごちそうになっていました。このお店にはメニューはたくさんありますが、個人的に私が好きなのは、ホットサンド、カレーピラフ、バナナジュースで、定番メニューでした」。
エプロン姿で厨房に入って自ら調理したカレーピラフをはじめ、ホットサンド、バナナジュースなどを大勢のマスコミ関係者に振る舞いながらデビュー曲「函館本線」をはじめ、メドレーで「流氷子守歌」「愛待草より」「アメリカ橋」、新曲「蜃気楼の町から」、同「再愛」の全6曲を熱唱。
その中で、スタッフが山川への期待を込めて、「山川豊 2016年 3つのチャレンジ!!」と銘打ち、「夏までにキャンペーン、イベント 100ラウンド!!(年内に47都道府県制覇)」「社交ダンス検定 ゴールド級にチャレンジ!!」「紅白歌合戦出場!!」を目標に立てたが、3つ目の紅白について山川は「最近は出られていませんでしたが、歌い手でいる以上は紅白のステージに立ちたいと思うのは誰でもそうですので、これを目標にして今度の新曲を大ヒットさせたい」と意欲を燃やしていた。
ニュー・シングルの両曲とも前評判は上々だそうで、「『蜃気楼の町から』は、若い人はこちらのほうがいいと言いますし、『再愛』は中高年の方が好まれる曲でして、重厚な詞ですが、さらっと歌えていいというお言葉をいただいていますので、あまり気張らないで、さらっと歌いたいなと思っています。女性に語りかけるように歌うと、もっともっと伝わると思います。これを歌うときは一人の女性をイメージして、たとえば自分のタイプと言いますか、中村玉緒さんを思い浮かべながら歌っています」と笑顔を見せた。
また、「初めて紅白歌合戦に出していただいた後、『しぐれ川』の10周年までは大変でした」と、35周年を振り返った。
昨年3月25日に前作シングル「螢子(けいこ)」発売イベントとして「カラオケスナック『螢子』」を一日限定で開店し、マスターを務めて以来、今回が第2弾の「一日店長」となるが、「いま店長づいていまして、来年もどこかで一日店長をやってみたいなと思っています」と言って笑いを誘っていた。
(サンニュース)
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