ささきいさおが5年ぶりの新曲「ミッドナイトデカレンジャー~」発売記念イベント
1960年にデビューして今年で55周年を迎え、「アニメソング界の大王」と呼ばれていまなお第一線で活躍中の歌手・ささきいさお(73)が、ニュー・シングル「ミッドナイトデカレンジャー 10 YEARS AFTER」を日本コロムビアから10月7日に発売したのを記念して22日、東京・渋谷区のHMV&BOOKS TOKYOで新曲イベントを開いた。
今度の新曲は、5年ぶりのリリース。今月19日にオープンしたばかりの同店のイベントスペースに約300人の熱烈なファンが詰めかける中、「ロカビリーでデビューして、映画俳優になったり、TVタレントになって悪役ばかりをやっていたりしました。そんな中でアニメの世界と知り合いまして、『科学忍者隊ガッチャマン』が取り持つ縁でこうやって主題歌を歌うようになり、お陰様で55年、この厳しい芸能界で生き延びることができました。いくつまで歌えるかわかりませんが、声の出る限りは頑張っていこうと思います」とあいさつし、新曲「ミッドナイト~」をはじめ、同カップリング曲で自作詞の「悠久浪漫」、過去の大ヒット曲から「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」など全5曲を熱唱。
その中で、新曲「ミッドナイトデカレンジャー~」について「アレンジがガラっと変わりまして、フルバンド形式のビッグバンドでスイング感を出そうということで、うしろの演奏がすごいすてきになっています。昔はビッグバンドが全盛でしたが、その懐かしさを出して、ジャズ風にしてみました」。
もう一曲の『悠久浪漫』は、55周年なので何か作ろうよということになり、『じゃあ、ささきくん、詞を書かないか』と言われて、いろいろ書いてみて、それをディレクターに渡して、デカレンジャーを作詞した方に直していただきました。ちょっと宇宙的な話になりまして、僕が若いころ、エルビス・プレスリーにあこがれて、この世界に入っていろんな苦労を重ねてきました。そんなものを歌にしたいということで作りました」と話していた。
その後、シングル購入者を対象に、本人直筆サイン入りオリジナルクリアファイルのお渡し会を行った。
来年3月6日に東京・江東区のZepp Diver Cityで「デビュー55周年記念スペシャルライブ・アンコール」を行う。
(サンニュース)