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大月みやこが三越劇場で秋のコンサート。徳光和夫のナレーションで戦後70年の歌謡史を振り返りながら熱唱

公開日: : ニュース

デビュー52年目を迎え、7月22日発売の新曲「愛のかげろう」(発売・キングレコード)がオリコン演歌・歌謡曲ランキングで初登場1位を獲得し、その後もトップ10入りを続けている演歌歌手・大月みやこ(69)が1日昼夜2回、東京・日本橋の三越劇場で「大月みやこ 2015 秋のコンサート」と銘打ったコンサートを開いた。

大月みやこ(その1)

毎年恒例の秋のコンサートで、毎回、趣向を凝らした構成・演出で多くのファンを楽しませているが、今回は、戦後70年をテーマにフリーアナウンサー・徳光和夫のナレーションと歌で歌謡史を振り返るコーナーが目玉で、「この秋のコンサートは、いつもとは違う空気のコンサートでして、私自身も楽しませてもらっていますので、こんな幸せなことはないなと思っています」。

昼夜合わせて約1000人のファンが詰めかけ満席の中、「私の9月は、大阪・新歌舞伎座でお芝居と歌でたくさんの応援をいただき、幸せな時間を過ごしました。そして10月。毎年本当に楽しみにしているこの三越劇場で、また皆さまとこうしてお会いできたこと、心から感謝しています。今年はいつにも増して趣向を凝らしています。すてきな時間を皆さまに過ごしていただければ幸いです」と言って「リサイタル」を歌い、オープニングの幕を開けた。

大月みやこ(その3)

そして、「毎年恒例としていただきましたこの三越劇場の秋のコンサート。1年というのは本当に早いもので、昨年のこの日、このステージで『また来年もお会いできたら』といううれしい言葉でお別れして、あっという間の今日です。52歳になりました(笑)。わが日本は今年、戦後70年という節目の年を迎え、各ジャンルでいろんな催しものがございました。私たちが愛してやまない日本の歌謡曲の世界も昭和から平成に向かって、たくさんの先輩方が残してくださったすてきな日本の歌謡曲があふれるほどに思いがいっぱいで、今回もその70年の節目の通過の年に何を聴いていただこうかなとスタッフ一同でいろいろ考えてもらいました。もちろん私、大月みやこの歌の中にも皆さんに応援していただけて、大切な大切な昭和から平成に移っての大切な曲があります。その中から選んで、今回は趣向を凝らしていろいろと準備しました」とあいさつし、「乱れ花」をはじめ、「女の駅」「白い海峡」「いのちの海峡」、現在ヒット中の新曲「愛のかげろう」などオリジナル曲を披露。

大月みやこ(その4)

今回のステージの目玉コーナーからは、昭和の名曲を過去にさかのぼって、「みだれ髪」(美空ひばり)をはじめ、「長良川艶歌」(五木ひろし)、「つぐない」(テレサ・テン)、「夢芝居」(梅沢富美男)、「青葉城恋唄」(さとう宗幸)、「圭子の夢は夜ひらく」(藤圭子)、「ここに幸あり」(大津美子)、「ダンスパーティーの夜」(林伊佐緒)、「長崎の鐘」(藤山一郎)などを熱唱。

大月みやこ(その5)

その歌謡史の中で、ナレーションの徳光和夫と「東京ナイト・クラブ」をデュエットし、ファイナルは「女の港」を歌って名曲ぞろいの全26曲のプログラムに幕を閉じ、最後まで満員の客席を楽しませた。
この日のステージの模様は、ライブDVDとして来年1月27日にキングレコードから発売予定。

(サンニュース)

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