さとう宗幸の新曲「あ・り・が・と・う・の歌」が発売前からミヤギテレビで大反響。10月21日にリリース決定
大ヒット曲「青葉城恋唄」やTBS金曜ドラマ「2年B組仙八先生」主演などで知られる宮城・仙台市在住の人気シンガー・ソングライター、さとう宗幸(66)が9日、東京・五反田のゆうぽうとホールで開かれた日本歌手協会主催「第42回歌謡祭」に出演。
合わせて、10月21日にキングレコードから発売される新曲「あ・り・が・と・う・の歌」(詞曲・佐久間順平)が現在、宮城県を中心に大反響を呼んでいる近況を語った。
同「歌謡祭」には、あべ静江をはじめ、大川栄策、千昌夫、園まり、田辺靖雄、中村美律子、ペギー葉山ら大勢の歌手が一堂に会し、さとうは、そのトップバッターとして出演し、昭和の名曲にもなっている自作曲「青葉城恋唄」を熱唱、大きな拍手が送られた。
彼自身がメインパーソナリティーを務めるミヤギテレビの生ワイド番組「OH!バンデス」(毎週月~金、15・50~19・00)が今年で放送21年目を迎え、この日も同番組の出演があるため、その合間をぬって同歌謡祭のトップバッターとして出演したもの。
その番組でいま異変が起きている。
今年の春、同番組内で新曲「あ・り・が・と・う~」を初めて歌ったところ、多くの視聴者から感動した旨のメールが殺到し、その後も何度か同番組で歌っていると、『ぜひCDでも聴きたい』という要望が数え切れないほど寄せられたことから所属レコード会社がリリースを決定。10月21日に急きょ発売されることになったもの。
「この作品は、僕とは学生時代からもうかれこれ42、3年の付き合いになるミュージシャンの佐久間順平君が自費制作したCDを送ってくれたので、早速聴いてみたところ、『本当にいまオレが歌いたいのは、こういう歌なんだよな』と直感しましてね、彼にすぐ連絡して、『ぜひこの歌を僕に歌わせてくれ』と頼んだんです。
こんなことは初めてと言ってもいいですね。それを僕がいま仙台でやっているテレビ番組で歌ったところ、すごい反響がありまして、今回、CDとして発売されることになったわけです」
「♪生んでくれて ありがとう 育ててくれて ありがとう~」と素直に感謝の気持ちを歌ったフォーク調の作品で、「何の変哲もない、誰しもが口にするような言葉を文字にして、歌にすると、訴える力がこんなにも強いんだということを改めて知りました」。
レコーディングでは、いま一番『ありがとう』を伝えたい母親(故人)のことなどを思い浮かべながら歌ったそうで、「歌詞は、自分の子どものことを思ったり、奥さんのことを思ったり、友だちのことを思ったりと、身近な人たちへの5つの文字『ありがとう』という言葉がいっぱい詰まった歌です。
この歌詞の中に『子供になってくれて ありがとう』というフレーズがありますが、僕にはいま5人の孫がいまして、娘がその最初の孫をわが家に連れてきたとき、孫に母乳を飲ませている娘の姿を見て、急に娘が愛おしくなりましてね…。66歳の僕がいま、素直な気持ちで歌いたいなと思える歌です」と話していた。
(サンニュース)
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