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水谷豊 4年ぶりに音楽活動を再開!東京・EXシアター六本木で3日間連続コンサート

2015年4月18日、テレビ朝日系大ヒットドラマ「相棒」や映画「「王妃の館」(4月25日公開)などに主演の人気俳優で歌手の水谷豊さんが、東京・港区のEXシアター六本木で「水谷豊コンサートツアー2015~豊かな仲間とカバーな夜~」と銘打ったコンサートを開きました。

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2010年以来、4年ぶりに音楽活動を再開し、日本コロムビアから3月4日にカバーアルバム「時の旅人 2015」=水谷本人が音楽に興味を持つきっかけとなった曲や思い入れの深い楽曲を中心に昭和の名曲全10曲を収録)=を発売。そのニュー・アルバムを引っ提げてのコンサートツアーで、今月11、12日に大阪・森ノ宮ピロティホール(2日間で2000名動員)、同17日から19日まで東京・EXシアター(3日間で2700名動員)の全5公演(チケットはすべて完売)を開催。
この日は、東京での3日間連続公演の2日目で、約900席の会場は熱烈なファンで満席の中、

「4年ぶりのステージです。2008年、20数年ぶりに音楽活動を再開しました。そして、その年は各歌謡祭、紅白歌合戦、翌年は全国コンサートツアー。その後、、宇崎竜童さんと『人生ロマン派』というアルバムをリリースしました。そして、ジョイントコンサートやライブもやり、とても充実した音楽生活でした。それが、ふと気がついたら4年も離れていました。ちょっとドキッとしました。そんな時、かつてチャンスがあったらやりたいと思っていたことがあったということを思い出しました。それは、僕が青春時代に口ずさんでいた曲をカバーするということでした。その思いがかないまして、先月、『時の旅人 2015』というカバーアルバムをリリースして、今日のこのステージに至るわけです。皆さま、ようこそ、『豊かな仲間とカバーな夜』へ。生〝水谷豊〟です」

とあいさつ。
青春時代の思い出を語りながら同アルバムから「一人」(オリジナル歌手・ディーブ・平尾)、「恋の季節」(同・ピンキーとキラーズ)、「さよならをもう一度」(同・尾崎紀世彦)、「別れのサンバ」(同・長谷川きよし)、「お嫁においで」(同・加山雄三)、「ルビーの指環」(同・寺尾聰)、「カリフォルニア・コネクション2015」(同・水谷豊)=自身のヒット曲をセルフカバー=、「上を向いて歩こう」(同・坂本九)、「川の流れのように」(同・美空ひばり)など全16曲を熱唱。
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中盤では、等身大の女性型の人形を持ち込み、自身が主演するドラマ「相棒」に関するトークを腹話術風に展開。共演する役のものまねなども披露しながら、水谷自身が人形の声で「次の相棒は誰よ? 教えて教えて!」と質問すると、水谷さんは

「君のようなそういう、その場所とタイミングをわきまえないふしだらな発言が、全国でまじめにやっている人形たちのイメージを壊すんですよ!」

と激昂して見せ、

「恥を知りなさい!」

と杉下右京風にピシャリ。しかし、すぐそのあとに、

「本当のところ、いま一番恥ずかしいのは、人形を相手に一人しゃべりをしている僕なのかもしれませんね」

と落として見せました。
また、テレビドラマ「相棒」で共演の個性派俳優・岸部一徳さんと、2010年にアルバム「人生ロマン派 水谷豊×宇崎竜童」でコラボした作曲家・宇崎竜童さんがゲスト出演。
「豊の部屋」と題して、水谷さんが聞き手となり、宇崎さんとはダウン・タウン・ブギウギ・バンドのデビュー当時の話題など、岸部さんとは、彼がメンバーだったザ・タイガース時代の話題などの楽しいトークを披露。その宇崎さんと「人生ロマン派」をデュエットし、岸部さんとは、同アルバムにも収録のザ・タイガースの大ヒット曲「花の首飾り」をデュエットするという夢のコラボも実現し、客席は大喜び。
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最後にアンコールにこたえて「カリフォルニア・コネクション」「大丈夫だよ」などを歌い、「歌手・水谷豊」の魅力を存分に発揮した2時間を超えるステージで客席を楽しませました。

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