森昌子 「おいらん道中」パレードに和洋折衷の花魁姿で参加
11月9日、今年でデビュー43年目を迎え、最新シングル「花魁」がロングセラー中の演歌歌手・森昌子さんが、東京・台東区の浅草国際通りで行われた「おいらん道中」のパレードに参加し、浅草ビューホテルの2階公開空地特設ステージでスペシャルライブを開きました。

これは、台東区、荒川区、中央区の隅田川でつながった3商店会が共同で江戸文化に触れる体験型イベント「江戸の粋なビートフェスティバル」を10月25日から開催。そのファイナルとなるこの日、「江戸の粋なビートパレード」と銘打ち、浅草国際通りで「おいらん道中」を実施。そこに、花魁(おいらん)をテーマにした新曲「花魁」を歌っている森さんが、花魁の衣装で「おいらん道中」に参加し、スペシャルステージを行うことになったもの。
彼女は、今年4月12日に花魁の呼称発祥の地「吉原」で開催された「第12回一葉桜まつり」に初参加し、江戸時代の道中を忠実に再現した「おいらん道中」とコラボして同曲を披露して話題を呼んだが、今回はさらにスケールアップした同イベントにゲスト出演。
国際通りの沿道は大勢の観光客やファンらで埋め尽くされ、美しい花魁姿の女性たちが車道を練り歩く中、その華やかなパレードに花魁風の和洋折衷の衣装で参加した森さんは、人力車に乗りながら見物客たちに笑顔で手を振っていました。

その後、スペシャルライブで「花魁」を披露し、
「人力車が意外に乗り心地がよくて、いつまでも乗っていたいなと思いました。江戸情緒豊かな気分に浸ることができました。前回(4月のイベント)はお着物を着て、高下駄を履きましたが、今回は和洋折衷もいいんじゃないかなと思って、こんな格好にしてみました。着心地もすごくいいですよ」

今年もあと2カ月を切りましたが、
「非常に充実した1年でした。こうしていろんな歌を皆さまに聴いていただいて…。今回の『花魁』は、いままでのイメージとはちょっと違った感じの歌ですので冒険でしたが、浅草や小岩でこの曲がカラオケでよく歌われているそうなので、ここ浅草でヒットするのではないかなと思いました」
現在、カラオケメーカーのJOYSOUNDとコラボキャンペーンを開催中(11月30日まで実施)で、カラオケ採点機で高得点を獲得した上位10名が来年1月18日に都内で開催される決勝大会に出場。優勝者は彼女のコンサートで歌うことができ、しかも彼女とのデュエットによる世界に1枚のCDがもらえるという豪華賞品がつくが、先日、そのカラオケ採点機に挑戦したところ、
「私が歌ったら86点しか出なくて、ベスト30位にも入らなかったので、がっかりしました」
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