■台湾出身歌手・レイジュが吉本ばなな原作の日台合作映画の劇中歌「時空の手紙」を担当。8月6日に新曲「新竹 風の街」も発売。
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ニュース レイジュ 時空の手紙 劇中歌
昨年、日本デビュー15周年を迎え、同記念シングル「サイナラあんた/レイジュのブルース」と最新アルバム「台湾・歌紀行 Vol.2」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)が共に好セールス中の台湾出身歌手・レイジュ(年齢非公表)が10日、東京・赤坂のマリングラン赤坂でメディア懇親会を開いた。

大勢のマスコミ関係者が参加する中、6月26日から全国39カ所の劇場で上映される映画「SINSIN AND THE MOUSE(シンシン アンド ザ マウス)」の劇中歌「時空の手紙」を担当することと、8月6日新曲「新竹(シンツウ)風の街」をリリースすることを発表。
映画のほうは、吉本ばななの短編小説集で、「第58回谷崎潤一郎賞」(中央公論新社主催)を受賞した「ミトンとふびん」に収められた一篇「SINSIN AND THE MOUSE」をもとに日本と台湾の合作で映画化。
主演は、日本から人気女優・岸井ゆきの、台湾からは、出演映画が連続で興業収入1億台湾ドルを突破したことから「億万の幸運星(スター)」と呼ばれている台湾の人気俳優、ツェン・ジンホアの2人。
劇中歌を歌うレイジュは、そのツェン・ジンホアと同じ台湾宜蘭県出身。それを歌う歌手が見つからず探していたところ、日本と台湾のそれぞれの監督がレイジュの歌をユーチューブで聴いていて、「この声だ!」と共に感銘を受け、早速、彼女に白羽の矢が立ったという。
その劇中歌をオファーされたレイジュは「主役のツェン・ジンホアさんと私が偶然同じ出身地だということにも驚かされましたが、こんな素敵な映画の劇中歌を歌わせていただけることになり感激で、思わず鳥肌が立ちました。映画の試写会を見せていただきましたが、自分の声がスクリーンから聴こえてきたときは感無量で、私を応援してくださっている皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。最初いただいたときは、北京語の歌詞の文字数が多過ぎたので、私に歌えるのかなと少し不安でしたが、『少し直してもいいですか』と聞いたら、『いいですよ』と言われたので歌詞を短くさせていただきました。それで、より歌いやすくなりました」。

タイトルは「時空の手紙」で、母からまだ生まれてきていない子どもに向けた手紙をモチーフにして作られた楽曲。恋人と2人でレコード店に行き、男性の母親(故・人気歌手)が歌っているレコード=シンシンがまだ生まれていないときの歌=を見つけ、そのシーンで流れるのが、レイジュが歌唱するその母親の歌(劇中歌)だ。
また、新曲「新竹 風の街」は、台湾のシリコンバレーと呼ばれる「新竹県」を舞台にした楽曲で、レイジュ自身のルーツでもあり、故郷・新竹への想いを美しく伸びやかに歌い上げたノスタルジックな作品だ。
「私の生まれた台湾の宜蘭県で15周年の凱旋コンサートを開いたとき、日本と台湾の架け橋になっていた作詞の奥田龍司先生が偶然見に来られていて、それがご縁で今回の作品を歌わせていただくことになりました。歌えば歌うほど味が出てきて、奥田先生がこの歌詞を書かれたときの気持ちがわかってきました。自分の夢を追いかけて、成功しなければ故郷に帰りたくても帰れないという私の心境とよく似ています。この歌の舞台の『新竹』は、私の父の生まれた街でして、映画、新曲共に台湾ゆかりの場所なので、これからも日本と台湾の架け橋になれるよう頑張って歌っていきたい」と話していた。
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