■彩青が東京・花園神社で新曲「津軽三味線物語」ヒット祈願&歌唱奉納。作詩・作曲は、師匠・細川たかしの盟友、吉幾三が担当
演歌のスター歌手・細川たかしの弟子として2019年6月26日に16歳という若さでデビューして6年目を迎えた演歌歌手・彩青(りゅうせい、22)が、第7弾シングル「津軽三味線物語」を日本コロムビアから2月19日に発売するのに先がけて18日、東京・新宿区の花園神社で新曲ヒット祈願&歌唱奉納を行った。

彩青は、歌、津軽三味線、尺八を操る〝三刀流歌手〟で、〝演歌第7世代〟としても活躍中だが、今度の新曲は、その十八番の一つ、津軽三味線をテーマに、作詩・作曲を、師匠・細川たかしの盟友でもある津軽を代表する歌手・吉幾三が担当。津軽三味線を持って故郷を離れた主人公が、故郷に残した父母を想いながら三味線を弾く姿を描いた聴き応えのある作品だ。
〝芸能の神様〟としても知られる花園神社の拝殿でヒット祈願を行った後、境内にある神楽殿で歌唱奉納。報道陣だけではなく、日本人と外国人の一般参拝客も大勢見守る中、「たくさんの皆さんにお集まりいただきまして感謝の思いでいっぱいでございます。最後まで元気いっぱい歌わせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつ。

デビュー曲「銀次郎 旅がらす」をはじめ、これまでの軌跡(シングルリリース)をメドレーで「沓掛道中」「望郷竜飛崎」「王手!」、特技の民謡から「よされ節」、第2弾シングル「津軽三味線ひとり旅」、そして新曲「津軽三味線物語」の全5曲を熱唱。 また、津軽三味線メドレーを細川敬太のソロ、細川貴義のソロ、そして彩青のソロ、最後に3人での合奏でも聴かせ、その圧巻な演奏にも多くの聴衆の目を引きつけていた。
歌い終わって、「外国の方にも足を止めて聴いていただけたのが特にうれしかったです。私も以前から外国の方にも聴いていただきたいなと思っていたので、今日は着物を着て、三味線を弾いて歌っている歌手がいるなという、それだけでも覚えて帰っていただけて、一ついい結果が残せたのかなと思います。この経験を糧に日本の私と同世代の方、また世界の方々にも発信できるよう頑張っていきたい」と笑顔を見せた。

吉幾三作品を歌うことになり、「吉幾三さんから「『いつか彩青くんの歌が書けたらいいね』とおっしゃってくださっていたことが10周年もたたずして実現したので、念願が叶って本当にうれしいです。吉さんの仮歌で聴いたときは、自分の新曲ではなく、吉さんの新曲かなと思うくらいカッコいい歌だったので、この曲と巡り合わせていただけてこんな幸せなことはありません」と感激もひとしお。師匠・細川たかしからは「立ち弾きをしながら歌うのがいいね。メロディーを歌うんじゃなくて、詩をしっかり理解して、言葉を大切に歌いなさい」と言われたそうで、「その教えを大切に歌っていきたい」と話していた。

今年6月でデビュー7年目を迎えるが、「あっという間だったなというのが実感です。2年か2年半の間はコロナ禍でしたが、皆さんも大変だったと思いますが、そのコロナ禍をくぐり抜けて皆さんの応援のお陰で6年目を迎え、この6月で7年目を迎えさせていただくので感謝の思いでいっぱいです。今日もファンの皆さんをはじめ、たくさんの方の前で歌を奉納させていただくことができてよかったですし、ご祈祷のときも心の中で言いましたが、『国(くに)一番の歌手になれるように…』という思いを込めてこれからも頑張って歌っていきたい」と意欲を燃やしていた。
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