■山内惠介がボルダリングに挑戦。デビュー25周年記念曲「北の断崖」の断崖(ボルダリング)を制覇して大ヒットを目指す
昨年は、第25弾シングル「紅の蝶」が「日本レコード大賞」で初の〝優秀作品賞〟を受賞し、「NHK紅白歌合戦」に10回連続出場。オリコン「2024年度 年間演歌・歌謡シングルランキング」の1位を獲得するなどして活躍中の演歌歌手・山内惠介(41)が、デビュー25周年記念シングル「北の断崖(きりぎし)」(詩・麻こよみ、曲・水森英夫)をビクターエンタテインメントから2月26日に発売するのに先がけて24日、東京・江東区のクライミングジム「フィッシュアンドバード」でボルダリングに挑戦した。

今度の新曲は、行き場のない女心を力強い歌唱で表現した王道演歌で、ボルダリングは、そのタイトルにある「断崖」に見立てて、断崖を登りきって大ヒットを目指すためにチャレンジしたもの。
最初、同ジムのインストラクターから軽くレッスンを受けてから登り始めた山内は、一度目は指導員の指示のもと、一番上まで登った後、再び登り、3度目は新曲「北の断崖」を口ずさみながら登り切り、予想以上の出来に詰めかけた多くの報道陣たちからは拍手が送られた。
その後、開口一番、「上に上がるにつれて怖い。思ったより高い。何かあったら歌えなくなるので、今日は気をつけながらチャレンジしました。すごい力が必要なので、腕がパンパンになり、手がぎゅっと握れないです。手がこむら返りしています」。
新曲を歌いながら登ったことについては「無理でした。腹筋が笑っていました(笑)。歌っている余裕がない。ただ、次回お見せできるときには、歌いながら登ることができるくらいできたら面白いかもしれませんね」と感想を述べた。
ということは、「紅白のステージでボルダリングをやりながら歌う?」と質問され、「ムリムリ、冗談です。歌にならないですよ(笑)」と完全否定しながら「窮地に自分を追いやって、できるかできないかみたいな姿を皆さんに見ていただく、この新曲にぴったりなギリギリ感が出ていていいのでは…」と笑顔を見せた。新曲発売を目前にして、「この曲は女心を歌っているのですが、僕は女性の皆さんにいっぱい応援していただいているので、皆さんのせつない女心を代弁して心地よく過ごしていただけるように歌っていきたい。命をかけて歌わなければいけない作品でもあるので、自分が身を投げるところに立っている、そういうギリギリ感が伝わればいいなと思います」。

25周年を迎え、「25周年がたってもこういうことにチャレンジするのは大事なことですよね。年齢に関係ない。僕はいま41歳ですが、いまが一番若いと思っていますし、やれることはいっぱいやったほうがいいですね。今日は、先生(指導員)のお陰もありますが、すんなり登れたのもいい感じで体重をキープしているからだと思います。今日のために好きなお酒も1週間抜いてきました。25周年は一つの集大成の年なので、今年はいい結果を出したいですし、ここから一からのスタートだという気持ちで50年に向けて頑張っていきたい」と話していた。
新曲「北の断崖」は、カップリング曲とジャケット写真が異なる3タイプ「夢盤」「名古屋盤」「大阪盤」と、CD+DVDの「唄盤」の4タイプがリリース。カップリング曲は、「夢盤」が「おおらい節」、「名古屋盤」が「尾張城下の泣かせ雨」、「大阪盤」が「銭も少々 幸せ少々」を収録。「唄盤」は、CDにオリジナルカラオケと女性用オリジナルカラオケ、DVDにミュージックビデオと男性用および女性用のカラオケミュージックビデオが収録。
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