■彩青が新曲「王手!」発売を記念して細川一門の姉弟子・杜このみと一緒にヒット祈願。藤井八冠のように〝八刀流歌手〟を
演歌歌手・細川たかしの弟子として2019年6月26日、日本コロムビアから「銀次郎 旅がらす」でデビューして今年で5年目を迎えた演歌歌手・彩青(りゅうせい、21)が、5枚目のニューシングル「王手!」(詩・多手石松観、曲・市川昭介、尺八演奏・彩青)を12月13日に発売したのを記念して同日、東京・千駄ヶ谷の鳩森八幡神社で新曲ヒット祈願を行った。
今度の新曲は、同じ細川一門の姉弟子の演歌歌手・杜このみ(34)が2019年9月4日に発売した同楽曲を、彩青が競作としてカバーしたもので、将棋をテーマに、男の浪漫を力強く歌った演歌作品だ。
同神社は、将棋の技術向上を目指す人々の守護神「将棋堂」があることでも知られており、棋士界では藤井聡太八冠が大活躍しているが、藤井八冠と同じ21歳の彩青は、演歌・歌謡界では、歌、三味線、尺八をこなす〝三刀流歌手〟として、また演歌第七世代としても活躍中だ。
この日は、その姉弟子の杜と一緒にヒット祈願に臨んだもので、本堂でヒット祈願を行った後、巨大な将棋の駒が展示されている「将棋堂」前で杜と大ヒットを誓い合った。彩青は「まさかこのみさんが歌われている『王手!』を歌わせていただけるようになるとは思ってもいませんでしたし、今日はヒット祈願をさせていただいたので、この将棋の世界を舞台にした人生の応援歌を大ヒットさせ、私の歌でも皆さんにエールが送れるように頑張りたい」と力を込めた。
杜も「私の中でも大切な作品『王手!』を彩青くんがカバーしてくださってすごくうれしいですし、この素晴らしい作品がまた彩青くんの歌声で日本中の皆さまに聴いていただけたら幸せです」と、自身のオリジナル曲をカバーする弟弟子に熱い視線を投げかけた。
棋士界では、藤井八冠の活躍でいままでになく大きな盛り上がりを見せているが、「将棋の世界ですから『男の声ではどんな歌になるのだろうか。彩青くんの声で聴いてみたい』と、かねてよりファンの皆さんから言っていただいていたので、それが実現できて本当にうれしいです」と、演歌・歌謡界でも注目を集めている1曲だ。
将棋は「小さいときは盤にふれたことはありますが、正式にはなかなかやる機会がなくて、でもいまは便利な時代ですからアプリでやってみたりすることはあります」という彩青は「藤井八冠は、私と同じ21歳ですし、藤井八冠のように〝八刀流歌手〟を目指して頑張っていきたい」と意欲を燃やしていた。
師匠の細川からは「『大志を胸に抱いて夢と努力の積み重ねで頑張っている彩青なので、このみさんと一緒にこれからの人生を頑張っていってほしい』と言っていただきました」と話していた。
また、杜は「この歌は、歌う人の人生が表れる歌でして、杜このみの『王手!』とはまた違う世界観が新曲として表現していただけると思うので、彩青くんらしさ全開でフレッシュな感じで歌っていただけたらいいですね」と話していた。
彩青は、11月22日には初のミニアルバム「演歌・民謡~唄の旅~-北日本、東日本篇-」も発売しており、12月18日から関東各地でキャンペーンを予定。
また、姉弟子の杜このみも最新シングルの10周年記念曲「葦風(あしかぜ)峠」が好調で、12月23日には東京・日本橋三井ホールでクリスマスコンサートを開催予定。
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