■舟木一夫が東京・新橋演舞場で12月10日から21日まで芸能生活60周年記念ロングコンサートを開催。全4プログラムで構成
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ニュース 舟木一夫, 舟木一夫芸能生活60周年記念
ベテラン歌手・舟木一夫(77)が、12月10日から同21日まで東京・中央区の新橋演舞場で「芸能生活60周年記念 舟木一夫 ロングコンサート in 新橋演舞場」と銘打ったロングコンサートを開催することになり9日、同劇場で記者会見を行った。今年1月19日の東京・東京国際フォーラム ホールAを皮切りに、11月16日の東京・中野サンプラザホールまで全国27カ所(全30公演)で芸能生活60周年記念コンサートツアーを行い、大成功を収めた。

芸能生活60周年を締めくくる同公演は、12月13日と17日の2日間の休演日を挟んで10日間にわたって開催。3日ごとに曲目を変え、Aバージョン(10日~12日)、Bバージョン(14日~16日)、Cバージョン(18日~20日)、それにDバージョン(21日)の全4プログラムで構成。
翌10日からスタートするロングコンサートを前にして、「こんなに長く歌ってきていますので、ステージに立つたびにいちいちリキを入れたりはしませんけれど、今回は60周年の冠のコンサートラストで、しかも10日で300数曲歌うので、風邪をひいたりしないよう体調には気をつけたい」と気合十分だ。
3日ごとに曲目を変えて歌うという多彩なプログラムに「それは僕自身が言い出したことです。10日間やらせていただく以上、ただ同じ曲をベタに持ってくるのが常套なのでしょうけれど、あえて(自分自身に)負荷をかけて、お客さまには少しわかりにくくても、バージョンを3つ作って、ラストに一つくっつける。要するに負荷をかけて頑張ってみようかなという感じです」と笑顔を見せた。

これまで以上のチャレンジ精神で張り切っているが、「60歳過ぎてからのバージョンの中では、最悪というか、最強というか…(笑)。80歳を過ぎて現役で歌えるかというのがありますが、あと2年。このへんで1回、負荷をかけて、それがクリアできれば、その先が見えるのではないでしょうか」。
今回のコンサートの構成については「思い出でいいと思うんですよ。それは、決して後ろ向きの同窓会ではなくて。僕は今年年頭から60周年は、こういう新しいこともお聴かせしてみようか、こういう構成もとか考えていたのですが、やはり単純に昭和の歌い手が昭和の歌を歌って、昭和のお客さまに楽しんでいただけるのが一番いいなと思っています」。
60周年を迎え、「好きな歌を歌っていたら60年がたっていた。長かったか、短かったかとよく聞かれますが、それは誰でも両方あるのではないかと。僕の場合は『50年目ですよ』とか『60年目ですよ』とか、まわりに言われながらきたので、それは幸せでしたね」と振り返りながら「今年1年は面白いこともつらいこともありましたが、一つだけ選べと言われたら、輝さん(西郷輝彦)が旅立ってしまったことですね。それが一番つらかった。いまだに吹っ切れていません」と話していた。
12月7日には、芸能生活60周年記念シングル「湖愁(こしゅう)」(詩・宮川哲夫、曲・渡久地政信)=松島アキラのオリジナル楽曲(1961年発売)のカバー=を日本コロムビアから発売。舟木が同曲を名古屋の某テレビ番組で歌い、松島アキラのステージで歌ったことがきっかけで「歌手・舟木一夫」が誕生した思い出の名曲で、「ある意味、『高校三年生』よりも大切な歌でして、その歌を歌うと、ただ歌が好きで、歌い手になりたがっていた少年のころに戻れる。来年は、今年やった分ぐらいの仕事がクリアできるか。その1点に集中してやっていきたい」と意欲を燃やしていた。
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