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■舟木一夫が芸能生活60周年記念ツアーファイナルを東京・中野サンプラザで開催。12月7日に新曲も発売

1963年6月5日に「高校三年生」でデビューし、今年で芸能生活60周年を迎えたベテラン歌手・舟木一夫(77)が16日、東京・中野区のサンプラザホールで「舟木一夫 芸能生活60周年記念 Concert Tour 2022 ツアーファイナル in 中野サンプラザ」と銘打ったスペシャルコンサートを開いた。

この日は、今年1月19日の東京・東京国際フォーラム ホールAからスタートした「芸能生活60周年記念コンサートツアー」(全国27カ所30公演)のファイナルで、前日15日と2日間、同会場で実施。デビュー当時からの熱烈なファンらが詰めかけ満席の中、「ここまで来ますと、もうすぐこの年も終わるのかなあという気になってきますが…。もう60年もたったということなんですけれども、いろいろなおしゃべりは2部のほうに回すとして、1部のほうは抒情歌を聴いていただきます。一つだけ抒情歌の欠点は、あまりテンポがないことですが、いろんなタイプの抒情歌を歌っていきますのでどうぞごゆっくりとおくつろぎください」とあいさつ。

2部構成で、第1部は「初恋」をはじめ、「まだ見ぬ君を恋うる歌」「あゝりんどうの花咲けど」「木挽哀歌」「絶唱」「夕笛」などを歌唱。
 続く第2部は自作詩・曲「君へ心こめて」を歌った後、「2部はおなじみの歌をできるだけお届けしようということで、特に周年というのはおさらいのようなところがありまして、ふだん歌わない歌も含めて、思い出深い歌をできるだけ引っ張りだそうと進めていく場合が多いです。皆さんと僕との思い出深い歌というと、だいたい50年以上がたっていて、そのへんが悩みの種です(笑)」とジョークも交えながら「花咲く乙女たち」「哀愁の夜」「高原のお嬢さん」「山のかなたに」「青春の鐘」「たそがれの人」、それに、客席全員が立ち上がって盛り上がる中で「銭形平次」などを披露。
終盤は、初期の大ヒット曲から「修学旅行」「君たちがいて僕がいた」「高校三年生」「学園広場」、それにアンコールで自作詩・曲「浮世まかせ」など全25曲を熱唱。最後に「60年、ありがとうございました。この先、どこまでいけるかわかりませんけれど、大好きな歌ですから行けるところまでは行ってみようと思います」と締めくくり、最後まで客席を楽しませた。

 ニューDVD&ニューアルバム「舟木一夫 芸能生活60周年記念コンサート」(1月19日の東京国際フォーラム ホールAで開催したコンサートで、全曲、舟木のオリジナル曲、第1部、第2部合わせて3時間におよぶステージを完全収録)が11月16日に同時発売。
続いて12月7日に芸能生活60周年記念シングル「湖愁(こしゅう)」を発売。同曲は、松島アキラが1961年に発売したオリジナル曲をカバー。舟木が同曲を名古屋の某テレビ番組で歌ったことで「歌手・舟木一夫」が誕生した思い出の名曲だ。
 12月10日から同21日まで東京・新橋演舞場で「芸能生活60周年記念 舟木一夫 ロングコンサート in 新橋演舞場」を開催。

サンニュース

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