■多岐川舞子が東京・新宿でバースデーライブを開催。プレ35周年記念シングル第2弾「凍る月」を発売
来年5月でデビュー35周年を迎え、11月23日にプレ35周年記念シングル第2弾「凍る月」(詩曲・弦哲也)=発売・日本コロムビア=を発売した演歌歌手・多岐川舞子(52)が同日、東京・新宿区のガルロチでバースデーディナーライブを開いた。この日は、年に一度のバースデーイベントで、昨年はライブ形式で実施し、今年はファンと一緒に食事をしながら彼女の歌声を楽しもうという年に一度の特別な日だ。

今度の新曲「凍る月」は、彼女のヒット作品「望郷岬」「信濃川」などの作曲を手がけた弦哲也氏が作詩・作曲。18年ぶりに同氏とタッグを組み、恋に破れた女性の心情を〝凍る月〟にたとえたワルツのリズムに乗せた抒情的な作品に仕上がった。
この日、新曲の発売日を迎えた多岐川は「この新宿という場所はものすごい思い出があって、つらい涙をたくさん流した場所でもあるので、スタッフから『バースデーイベントを新宿でやりませんか』と聞かれたときは、『ぜひ新宿でやらせてください』と言いました。今日は、コロナ禍でやりたいことが溜まってしまい、これでも5曲ぐらい減らしたのですが、自分でサックスとピアノを演奏しながらのステージを自分なりに構成して、自分が歌いたかった曲を盛り込みました。今日歌うカバー曲は、私が生まれてから3、4歳くらいまでに流行った曲を中心に選んでみました」。

翌24日は53回目の誕生日を迎えるが、「新聞などで『(53)』とか見ると、うぁーっ、年を取ったなぁと思いますが(笑)、この年齢になると演歌が身にしみて、無理なく歌えるようになるものだなと実感しています。いろんな歌詩を自分に置き換えたりする想像力が年相応にたくましくなってきているので、歌うことの表現は、若いときより楽しくできますね」と笑顔を見せた。
会場には、北は北海道から南は鹿児島まで全国から100人の熱烈なファンがお祝いに駆けつける中、「皆さん、雨の中、バースデーライブにお越しいただきありがとうございます。指折り数えて待っていましたが、雨になる予報が出ていて、毎日、晴れるのを願っていました。でも、私の心はドピーカンでございます。明日は、私の○歳の誕生日ですが(笑)、ここまで丈夫に育って両親に感謝しています。今日は一日、大いに楽しんで帰ってください」とあいさつ。

幼少時代から歌手デビュー後までの数々の思い出の写真も紹介しながら前半はカバー曲から内山田洋とクールファイブの「そして神戸」、奥村チヨの「恋の奴隷」、ピアノの弾き語りで美川憲一の「お金をちょうだい」、サックスを演奏しながら金井克子の「他人の関係」、後半はオリジナル曲から「恋いちもんめ」「新宿たずね人」、プレ35周年記念シングル第1弾「晩夏の岬」、そして新曲「凍る月」など全14曲を熱唱した。
サンニュース

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