■水森かおりが「しぶさわくんの唄」発売記念イベントで同曲を初披露。北区アンバサダーとして渋沢栄一の志を全国に
デビュー28年目を迎え、自身初の千葉県を舞台にした最新シングル「九十九里浜」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中のご当地ソングの女王・水森かおり(49)が2日、東京・北区の北とぴあ ドームホールで「しぶさわくんの唄」発売記念イベントを開催した。
水森は、東京都北区出身で、平成20年に「北区アンバサダー」に就任。その北区で半生を過ごし、自らの経済活動の拠点とした近代資本主義の父で、2024年に新一万円札の顔となる渋沢栄一(享年91)の志を、同区から音楽を通じて全国に広めるために「しぶさわくんの唄プロジェクト」=北区に本部を構える城北信用金庫が立ち上げた音楽の力で地域をPRする金融機関初の音楽レーベル「Johoku Music Lab(ジョウホク ミュージック ラボ)との連携プロジェクト=が発足。そこから生まれた楽曲が、この日発売の「しぶさわくんの唄」(詞・Koji Yano(やのこうじ)、曲・ワキマル・ジュンイチ)で、歌い手に同じ北区出身の水森が抜擢。
また、同プロジェクトに欠かせない「しぶさわくん」は、昨年放送されたNHK大河ドラマ「青天を衝け」の人気で渋沢栄一や飛鳥山公園の認知度が高まっている中、「一般社団法人 東京北区観光協会」が、オリジナルデザインとして作成したキャラクターで、渋沢栄一の考え方や熱意を伝えるためにツイッターをはじめ、インスタグラム、TikTok、グッズ展開など幅広く活動中だ。
会場には、抽選で選ばれた地元ファン50人や関係者が大勢詰めかける中、水森は、冒頭で司会者・西寄ひがしから「北区の魅力はどこにありますか?」と質問されると、「23区の中でも特に多くの路線があり、いろいろと便利な街です。昔は渋谷区とか世田谷区、港区で生まれましたと言いたかったこともあります(笑)が、年齢を重ねてくると便利な場所ですし、すごく住みやすくていい街だなと思います。ここが自分の原点であり、改めてこの北区で生まれてよかったなと胸を張って言えるいまがあります」とアピール。
そして、現在ヒット中の最新曲「九十九里浜」を歌った後、北区長の花川與惣太(はなかわ よそうた)さんと東京北区観光協会会長&城北信用金庫理事長・大前孝太郎さんが登場。
「ご当地ソングとはまた違った世界の歌で私を指名していただき、自分が育った北区のこの場所で歌わせていただいてすごく誇りに思います。しぶさわくんが可愛過ぎて、目を奪われてしまいました。しぶさわくんは、北区を盛り上げてもらえる期待のホープです」と笑顔を見せながら「年末が近づき、今年も(紅白への)緊張が増す日々ですが、このあとも悔いのないよう歌っていきたい」と話していた。
なお水森は、11月8日には新潟県・新潟県民会館で、また11月26日には千葉県・千葉県文化会館大ホールにて、市川由紀乃とのジョイントコンサートを開催する予定。
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