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■水森かおりが第31弾シングル「九十九里浜」のご当地、千葉・九十九里浜で新曲発売記念イベント。豊海海岸でゴミ拾い。「九十九里町PR大使」にも任命

 デビュー27年目を迎え、通算31枚目の最新シングル「九十九里浜」(詩・麻こよみ、曲・弦哲也)=徳間ジャパンコミュニケーションズから2月15日発売=が、19年連続オリコンウイークリーランキングTOP10入りで総合8位、演歌・歌謡ランキングでは20作連続1位を記録してロングヒット中のご当地ソングの女王・水森かおり(48)が15日、同曲の舞台、千葉県の九十九里浜を訪れ、新曲発売記念イベントを行った。

 今度の新曲は、恋に破れた女性が一人、愛する人を忘れるために九十九里浜を訪れ、いろんな思いをその砂浜に埋めにやって来たせつない女心をうたった作品で、ご当地での新曲発売記念イベントは3年ぶりとなり、「『高遠 さくら路』以来のご当地での新曲イベントなのでうれしいですね」と満面に笑みを浮かべた。
今回の歌の舞台になっている「九十九里浜」は、千葉県東部の太平洋沿岸に面する日本最大級の砂浜海岸(全長66㌔)で、この日訪れたのは、九十九里町にある豊海海岸。その海岸に到着した途端、一旦、止んでいた雨が再び降ってきたが、その雨を吹き飛ばすかのように元気な笑顔を見せながら地元のお役に立ちたいとして、「ビーチクリーン」と銘打ってゴミ拾いに協力。
「今日は、歌の舞台をきれいにするためにお手伝いさせていただきましたが、一番多いゴミはマスクで、タバコの吸い殻、花火の燃えかす、海外の文字が書かれたゴミなどもあり、意外と汚れていました」とコメント。

 その後、オーシャンビューリゾート「サンライズ九十九里」でミニステージを開き、約120人の地元ファンが詰めかける中、「これまでにご当地ソングは、44都道府県、135曲歌っていまして、今回が初めての千葉県の歌です」とあいさつし、代表曲「鳥取砂丘」をはじめ、新曲のタイプAのカップリング曲「房総半島 吹く風まかせ」、前作のご当地ソングで、昨年1月発売のシングル「鳴子峡」、そして新曲「九十九里浜」の全4曲を熱唱。
 そのステージに九十九里町の町長・大矢吉明さんと同副町長・鈴木浩光さんが駆けつけ、観光大使「九十九里町PR大使」の委嘱式が行われ、大矢町長が「水森かおりさまの『九十九里浜』の曲とともに九十九里町の豊かな自然や歴史、文化など広く宣伝していただき、九十九里町の魅力を一人でも多くの方に届けていただけることを期待しています」とあいさつ。九十九里町のイメージキャラクター「くくりん」も応援に駆けつける中、大矢町長から水森に委嘱状が手渡され、水森は「ワァーっ、うれしい! ずっと欲しかったんです」と感激していた。

 観光大使は今回が25個目で、「ぜひギネスにも挑戦したい」と感激しながら「この九十九里浜は、全長66㌔と日本で一番長い砂浜海岸で、とても美しいところですので、九十九里ならではの景色をぜひ見ていただきたいですし、これから夏に向けて海水浴のシーズンでもありますので、この歌を通じて一人でも足を運んでみようと思ってくださる方が増えるといいなと思います」と話していた。
「去年、おととしとコロナ禍で思うように活動ができない中でもいい形になり、NHK紅白歌合戦の舞台にも立たせていただき、最近はキャンペーンが再開されたり、お客さまに歌を生でお届けする場が増えてきたので、下半期は一人でも多くの皆さまに生で『九十九里浜』を聴いていただける場を1カ所でも多く作りたいですし、また12月31日の夢の舞台(紅白歌合戦)で歌えるような活動をしていきたい。今日の九十九里浜は視界不良ですが、ビッグウェーブに乗れるように頑張ります」と張り切っていた。
 6月22日には、新曲「九十九里浜」のカップリング曲、ジャケット写真が異なるタイプC、タイプDの2タイプが同時発売。その発売に先がけて、タイプDのカップリング曲でブライダルソング「バージン・ロード」の楽曲配信が15日よりスタート。

サンニュース  

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