■水森かおりが徳間ジャパン元社長・徳間康快さんの墓前に紅白19年連続出場を報告。新曲「九十九里浜」を来年2月15日に発売することも発表
1995年9月25日にデビューして今年で27年目を迎え、宮城県を舞台にした最新ご当地ソング「鳴子峡」がロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(48)が8日、東京・西麻布の大本山永平寺別院「長谷寺(ちょうこくじ)」に眠る所属レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」の元社長・徳間康快さん(2000年9月20日没、享年78)の墓前に「NHK紅白歌合戦19年連続出場」が決まったことを報告した。

「鳥取砂丘」の大ヒットによって念願の紅白初出場を果たした2003年から毎年、徳間さんの墓前に紅白出場報告を行い、今年で19回目。歌手デビューしたときから「いつか紅白に出られるような歌手を目指して頑張りなさい!」と励まされ続け、娘のように可愛がってくれ、彼女にとっては「育ての親」ともいえる恩人だ。
そんな恩人の墓前に花をたむけ、手を合わせながら「『今年も19回目の紅白出場をさせていただくことになりました』と報告させていただきました」と、晴れ晴れとした顔を見せた。
この日は、あいにくの雨の中での墓前報告になったが、「徳間社長が晴れ男だったということもあると思うんですけれど、いままで墓前報告の時は毎年快晴だったのですが、今回、初めての雨になりました。雨女と言われてきた私が、今年は徳間社長に勝ってしまいましたね」と笑顔を見せた。

記者から「紅白の衣装は?」と聞かれると、「まだ言えませんが…。そこは大みそかまで楽しみにしていてください。今年の紅白の会場は東京国際フォーラムになりますが、11月に『うたコン』(NHK総合テレビ)の番組でその会場のステージに立たせていただいたとき、『ここが紅白の舞台になるのかぁ。ここに立たせていただけたらいいな』と思っていましたし、2年ぶりに有観客でできるのが楽しみです」と答えた。
また、来年2月15日に新曲「九十九里浜」(詩・麻こよみ、曲・弦哲也)が発売されることを発表。自身初の千葉県のご当地ソングで、「いままでまだ歌っていない県が、福岡、宮崎、徳島、千葉の4県ありまして、47都道府県制覇にまた一歩近づくことになります。千葉県にキャンペーンなどで行くたびにファンの方々から『千葉県はまだですか』と言われてきたので、やっと千葉県を歌わせていただくことになりうれしいですね。とてもドラマチックで、転調するところもあって、いままでにないスケールの大きな作品です。作曲の弦哲也先生が千葉県(銚子市)のご出身でもありますし、いままでで最短の場所なので、どういうふうに展開していくか楽しみ。来年は千葉県におじゃまする機会が多くなると思います」。
今年1年を振り返って、「9月にメモリアルコンサートが2年ぶりに有観客で開催できたり、初のJ-POPシングル『笑顔でいようね』で新たな挑戦もありましたので、それを来年の活動に生かせたらいいですね。コロナ禍ですが、昨年に比べると少しずつやれることが増えてきましたし、すごく充実した日々が過ごせた1年でした。新しい生活スタイルの中で、来年は皆さんとまた今年以上に笑顔になれる年にしたい」と話していた。
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