■水森かおりが東京・中野サンプラザホールで2年ぶりのメモリアルコンサート。シングル28曲をノンストップで

1月19日発売の第29弾シングル「鳴子峡」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中で、9月8日には、各地を旅するシリーズとは一線を画す初のJ-POPシングル「笑顔でいようね」を発売したご当地ソングの女王・水森かおり(48)が25日、東京・中野区のサンプラザホールで「水森かおりメモリアルコンサート~歌謡紀行~」と銘打ったコンサートを開いた。
この日は、毎年、デビュー記念日に行っている恒例のメモリアルコンサートで、昨年は新型コロナウイルス感染症防止のため中止となり、今回が2年ぶりの有観客での開催。
そんな2年ぶりのメモリアル公演を迎え、「とてもドキドキしています。昨日まで『本当に明日はできるのかな』と、不安な気持ちが消えませんでした。でも、こうして2年ぶりに中野サンプラザのステージに立たせていただいて胸がいっぱいですし、コロナ禍の前は当たり前のようにデビュー日は中野サンプラザで過ごさせていただいていたのですが、それが当たり前じゃないんだなと…。今日は、いままでの感謝の気持ちを歌に込めて、去年の分まで精いっぱい歌いたいですね。去年、私の父が亡くなり、この場所に連れてきてあげることができなかったのですが、きっと今日もどこかで見てくれていると信じて、最後まで一生懸命歌わせていただきます」と大張り切り。

今年は感染症対策を万全にして開催される中、新曲「鳴子峡」でオープニングの幕を開け、1995年9月25日発売のデビュー曲「おしろい花」から昨年2月18日発売の前作シングル「瀬戸内 小豆島」までシングル曲28曲を1コーラスずつノンストップで披露。
その後、いま人気の初ポップスシングル曲「笑顔でいようね」、同カップリング曲「ひとりじゃないわ」、続いてヒットシングル曲から「島根恋旅」「釧路湿原」「鳥取砂丘」、現在ヒット中の「鳴子峡」などを歌い、フィナーレは、昨年の「NHK紅白歌合戦」でも話題になった篠原ともえデザインの巨大ドレスのメモリアルコンサートバージョン版(高さ4㍍)を着て「瀬戸内 小豆島」を歌唱。メドレーを含めて全39曲を熱唱し、最後まで熱烈なファンたちを存分に楽しませた。

同公演のあとに控えているのが、年末恒例の紅白だが、これまで2003年の初出場から18年連続で出場。今年で19回目の出場を目指す水森は「今年も年末に向かって日々精進していきたい」と意欲を燃やしていた。
9月に発売した「笑顔でいようね」については「最初にこの詩を見て、メロディーを聴いたとき、コロナ禍で自分自身がこれからどうなっていくのかという不安や、自分がどういう立ち位置で頑張っていけばいいのかという迷いとかが、この詩を読んですっとなくなりました。この歌をたくさんの皆さんの心に届けながらホッとしていただけるような楽曲になればいいなと思って歌っています」と話していた。
10月20日には、最新アルバム「歌謡紀行20~鳴子峡~」が発売。
サンニュース

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