■原田悠里が「コンサート2020~共に乗り越えて~」を開催。ソーシャルディスタンスで全13曲熱唱!
今年でデビュー39年目を迎え、最新シングル「砂の道」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・原田悠里(65)が28日、東京・蒲田の大田区民ホール・アプリコ 大ホールで「原田悠里コンサート2020~共に乗り越えて~」と銘打ったコンサートを開いた。
年に一度、東京で行っている恒例のコンサートで、今年で15回目。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためソーシャルディスタンスを保ち、通常の半分以下とナル600席にして開催。
今回は、4つのコーナーで構成。1つ目は応援歌、2つ目は挑戦歌、3つ目はリクエスト曲、4つ目は愛唱歌のコーナーに分かれ、今回の目玉でもある「組曲『天草物語』」で幕を開けた。
着物姿で登場した原田は「私の故郷・天草市(熊本県)を舞台にした曲で、多くの方々が自分の田舎に帰れない、故郷ではなくてもどこにも行けないという孤独さを感じている中、この歌を通して思いを共有し、元気を出していただきたいという気持ちで歌わせていただきます」と意気込みを語り、同公演のために作られた「組曲『天草物語』」を歌唱。
「今日は3つの幸せを感じております。こうしてコロナにかかることなく元気なお顔を見せて駆けつけてくださった皆さまにお会いできる幸せ、こうして歌を歌わせていただける幸せ、そして今日このコンサートをやろうと頑張ってくれた私のまわりのスタッフの皆さんに改めて大きな幸せを感じております」と笑顔であいさつ。
応援歌コーナーでは、恩師・北島三郎が作詞・作曲した「明日を信じて」や世界的ソプラノ歌手、サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」、新曲「砂の道」などを披露。
その後、ゲストにおんなギター流し&シンガー・ソングライター、おかゆ(29)が、アコースティックギターを弾きながら「おかゆの夢は夜ひらく」と新曲「愛してよ」を歌唱。
後半は、原田が再び着物姿で登場し、ファンからのリクエストが多い長編歌謡浪曲「特攻の母~ホタル~」をはじめ、代表曲から「木曽路の女」「安曇野」「津軽の母」など全13曲を熱唱。最後まで会場のファンを楽しませていた。
なお、毎年、東京公演の後、大阪でも行っていた同公演は、今年は中止になった。
(サンニュース)
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