■原田悠里が「台湾フェスティバル」でミニコンサート。「台湾ライチ種飛ばし親善大使」にも任命
新曲「萩しぐれ」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・原田悠里(64)が6月22日、東京・台東区の上野恩賜公園噴水広場で開催中の「台湾フェスティバル TOKYO2019」でミニコンサートを開き、「台湾ライチ種飛ばし親善大使」にも任命された。
これは、昨年2月28日発売のシングル「無情の波止場」のカップリング曲で、台湾をテーマにした「我愛リー(ワーアイリー)」(詞曲・吉幾三)を歌ったのがきっかけで台湾との縁ができ、今回の新曲の舞台になっている萩市と台北市士林区が友好都市になっていることから同イベントに招かれたもの。
「台湾フェスティバル」は、食文化を通じて日本と台湾の交流を深めるためのイベントで、6月20日から23日までの4日間開催。2016年まで「台湾フェスティバル 日台食文化交流」と銘打って行われていたイベントを改称し、今年で通算6回目を迎える。
そんな人気イベントの野外特設ステージに登場した原田は、雨にもかかわらず大勢のファンが詰めかける中、1985年の大ヒット曲「木曽路の女」を歌った後、「皆さん、こんにちは。原田悠里です。私は台湾が大好きです。今日はよろしくお願いします」と、台湾語であいさつした後、「風邪を引かないように少しの間、お付き合いください」と日本語であいさつ。
続いて代表曲「津軽の花」、台湾をモチーフにした「我愛リー」、新曲「萩しぐれ」、そして師匠・北島三郎の大ヒット曲「まつり」の全5曲を熱唱。
その中で、原田は「(台湾は、約20年前、北島三郎先生の公演で初めて台湾に行って以来)6年ほど前に盛和塾という勉強会の皆さんと一緒に台湾に行き、観光でいろんなところに行くうちに台湾にすっかりはまってしまいました。今年1月20日には初めてのコンサートを台北市でやらせていただきましたが、台湾の人たちは、日本人に対してとても親切でやさしく、そして日本を愛してくださっています」と話していた。
また、同ステージ開演前には、台湾ライチを食べ、種を飛ばした飛距離を競い合う「台湾ライチ種飛ばし選手権」の開会式が行われ、台湾ライチ種飛ばし親善大使」にも任命。
その大会前、台北駐日経済文化代表・謝長廷さん(73)ら4人で競い合った原田は、初めての挑戦にもかかわらず5㍍93㌢を記録=昨年の大会のレディースクラス優勝者は、15㍍08㌢を記録=し、「これからも私の大好きな台湾と、日本が大好きな台湾の皆さんとの架け橋になりたい」と笑顔を見せていた。
この後、10月1日に東京・大田区民ホール・アプリコ、同11日に大阪・NHK大阪ホールでコンサートを開く。
(サンニュース)
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