■「長良グループ カラオケ大会 2019」の優秀賞は川北瑛太郎さんに決定。水森かおり、辰巳ゆうとの2人がスペシャルゲスト出演
大手プロダクション「長良グループ」主催による「長良グループ カラオケ大会 2019」が11月17日、東京・北区の滝野川会館 大ホールで開催され、同グループ所属の演歌歌手、水森かおり(46)と辰巳ゆうと(21)の2人がスペシャルゲストとして出演した。
今大会には、北は福島県から南は鹿児島県まで全国から多数の応募=最年少は14歳から最年長は83歳まで=があり、その中から厳正なるデモテープ審査によって全10組が選ばれ、この日の決勝大会に臨んだ。
会場には約500人の観客が詰めかけ、作曲家の弦哲也さん、作詩・作曲家の伊藤薫さん、長良音楽出版の小田美佐子さんの3人が審査員を務める中、全10組の出場者たちが日ごろから鍛えてきた自慢のノドと個性を発揮しながら「優秀賞」と「審査員特別賞」の2つの賞を目指して競い合った。
その結果、優秀賞は、美空ひばりさんの「人生一路」を歌った中学2年生の川北瑛太郎(てるたろう)さん(14)=埼玉県在住=、そして審査員特別賞は、北島兄弟の「ブラザー」を歌った佐藤大介(22)・洋介さん(18)=愛知県在住=の兄弟に決まった。
川北さんは「うれしい気持ちでいっぱいです。(今回の選曲は)小さいころ、美空ひばりさんの東京ドームのDVDを見てその曲を知りました。自信はありませんでしたが、楽しく歌おうと思って出場させていただきました」、佐藤大介さんは「うれしいの一言です」、洋介さんは「めちゃくちゃうれしいです。応援してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と感想を述べた。
水森は「おめでとう! 歌声がしっかりしていて、ゆうとくんが(2010年の「長良グループ ティーンズカラオケ大会」に)出場したときのことを思い出していました」、辰巳は「僕も(同ティーンズカラオケ大会に)中学生のときに出場したので、自分のことのようにうれしくて泣きそうになりました」。
また、審査結果前にはゲスト歌手によるミニコンサートが行われ、2010年開催の「長良グループ ティーンズカラオケ大会」で優勝したことがきっかけで昨年1月17日にデビューして2年目を迎え、人気を博している辰巳ゆうとが、デビュー曲「下町純情」をはじめ、昭和の名曲から「瞼の母」、現在ヒット中の第2弾シングル「おとこの純情」(3月27日にビクターエンタテインメントから発売)=カップリング曲とジャケット写真が異なるA~Dタイプの4形態で発売=の全3曲を熱唱。
続いて水森が、ヒット曲「五能線」をはじめ、「笑顔で遠まわり」、現在大ヒット中の「高遠 さくら路」(1月22日に徳間ジャパンコミュニケーションズから発売)=A~Dタイプ、冬の特別盤の5形態で発売)など全8曲を熱唱した。
なお、辰巳は11月24日に東京・文化放送メディアプラスホールで、文化放送と長良グループのジョイントライブ「辰巳ゆうと 2nd STAGE~純情~」、12月25日に愛知・名鉄グランドホテルでクリスマスディナーショー、来年3月21日に東京・浅草公会堂でセカンドコンサートをそれぞれ開催。
水森は、9月18日にニュー・アルバム「歌謡紀行18~高遠 さくら路~」を発売。また、今年9月25日に東京・中野サンプラザで開いたメモリアルコンサートの模様を収録したDVDが来年1月1日に発売。来年2月7日に熊本・熊本城ホール、同11日に大阪・フェスティバルホール、同16日に東京・東京国際フォーラム、同21日に愛知・愛知県芸術劇場にて「長良グループ・新春豪華歌の祭典2020」を開催。長良グループ所属の山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしの4人が出演。ゲストとして辰巳ゆうとも出演予定。
(サンニュース)
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