■レーモンド松屋がメジャーデビュー10周年記念ライブツアーのファイナルを東京・浅草花劇場で。GS曲など16曲熱唱
最新アルバム「歌謡クラシックスⅢ~俺たちのGS~」(ユニバーサルミュージックから8月21日発売)が好セールス中のシンガー・ソングライター、レーモンド松屋(68)が10月6日昼夜2回、東京・台東区の浅草花劇場で「レーモンド松屋 10周年記念ライブツアー2019~俺たちの1人GS・ワンマンショー~」と銘打ったライブを開いた。
この日は、8月27日の大阪からスタートした全国4カ所(全7公演)でのライブツアーのファイナル。
東京公演は前日5日と2デイズ(全3公演)で、「僕は中学校のときにベンチャーズ、高校でGSを聴き、そして高校を卒業してGSにあこがれてバンドでやっていくと自分で決めて名古屋、東京に出て行き、それから50年目の節目を迎え、奇しくも今年がデビュー10周年というのは感慨深いものがあります。五木ひろしさんに提供した『夜明けのブルース』を書かせていただいたことで、たくさんの人に名前を覚えていただいて今日まで活動を続けてまいりました。ゆくゆくは、歌声喫茶っぽい要素も取り入れながらドームツアーや武道館で、それも爺ちゃん、婆ちゃんだけの前でやれたらいいですね」と意欲満々。
会場は、約250人のファンで満席となり、熱い声援が飛び交う中、「小学校時代から歌手になると決めておりまして、中学校のときにベンチャーズに狂い、高校に入ってGSに染まって、19、20歳のころ東京に出て来ました。でも、なかなかうまくいかなくて田舎に帰り、いろんなことがありまして、50年がたち、GSにたどり着きました。そして、デビューしてから10年。今日は、そのGSという原点に帰って、GSが僕の作っていく曲にどんな影響を与えたかを再認識しながら皆さんと楽しみたいと思います」とあいさつ。
前半は、GSサウンドからザ・テンプターズの「エメラルドの伝説」、ザ・ゴールデン・カップスの「長い髪の少女」、ザ・スパイダースの「夕陽が泣いている」、ザ・ジャガーズの「君に会いたい」などを、エレキギターを弾きながら歌唱。後半もエレキギターを弾きながら自身のオリジナルヒット曲から「夜明けのブルース」「安芸灘の風」、それに新曲「本気でいくから」など、アンコールを含めて全16曲を熱唱し、最後まで客席と一緒に盛り上がった。
10月23日にメジャーデビュー10周年記念シングル「本気でいくから」(詞曲・レーモンド松屋)をユニバーサルミュージックから発売するが、「10周年記念シングルということで、気持ちも新たに、タイトル通り『本気』で大きなヒットを狙っていきたいと思っています。前作シングル「クラブジェールのママ」で男性目線の曲を出しましたので、今度は、女性目線の曲で、女性の恋心をダイレクトにメッセージとして歌詞に盛り込んだインパクトの強い作品になっています。乗りのいいラテンビートで、みんなで歌って踊って騒げる曲になっていますので、ぜひ皆さんに覚えて歌っていただけたらうれしいですね」と話していた。
(サンニュース)

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