■伍代夏子が新曲「暁」発売記念全国カラオケ選手権決勝大会。福島県の高校3年生・小椋康平さんが優勝
今年2月6日にソニー・ミュージックダイレクトから発売された最新シングル「暁」(詞・松井五郎、曲・杉本眞人)がロングヒット中の演歌歌手・伍代夏子(57)が9月28日、東京・港区のJ-SQUARE SHINAGAWAで「伍代夏子『暁』発売記念~伍代夏子杯!全国カラオケ選手権~」と銘打ったカラオケ決勝大会を開いた。

今度の新曲は、どんな人の人生にも通じる、夢見ること、希望を持つこと、そしてすべてを受け入れ、明日に向かって生きることの素晴らしさを力強く歌ったメッセージ演歌。
同大会は、CD購入者を対象に、最年少は12歳から最年長は88歳まで全国から554人の応募があり、その中から厳正なるテープ審査の結果、全10人=最年少12歳から最年長70歳まで=が選ばれ、この日の決勝大会に臨んだもの。

同曲を作詞した松井五郎さんを審査員に迎え、伍代自身も審査員として参加する中、出場者全員が日ごろから鍛えてきた歌唱力と個性を発揮しながら競い合った結果、優勝の栄冠は、福島県郡山市在住の高校3年生・小椋康平さん(18)の頭上に輝いた。
小椋さんは「冥土の土産になりました(笑)。伍代夏子さんのような歌手になるのが夢です」と大感激。

また、伍代夏子賞は冨谷絵理香さん(12)、杉本眞人賞は新田美咲子さん(55)、松井五郎賞は大波利春さん(70)、ソニーミュージック賞は玉木恵子さん(38)、JOYSOUND賞は中井彩花さん(18)がそれぞれ受賞した。
審査結果発表前には伍代のミニコンサートが行われ、新曲「暁」をはじめ、「金木犀」「肱川あらし」の全3曲を熱唱。

カラオケ大会は、19年ぶり2回目だそうで、「いろんな歌い方の『暁』があり、とても新鮮でした。今日出場された10名の方々は皆さんそれぞれ素晴らしかったです。優勝された小椋康平さんは歌手になりたいとおっしゃっていましたが、力量的には十分ですし、ほかの方々もレベルは高かったと思います。『暁』という曲は、若い方にも男性にも歌っていただける歌だと、改めてわかりましたし、これからももっともっと大事に歌っていきたい。そして、こういうカラオケ大会もそうですが、カラオケを歌って応援してくださる皆さんとの交流は今後も続けていきたいですね」と笑顔を見せていた。

作詞を手がけた松井さんは「男性の歌う『暁』をこんなにたくさん聴けたのは、新しく命が吹き込まれた感じがしてすごく面白かったです。歌とか流行歌というのは、歌手の方が歌われて世の中に出ていくのですが、最終的には聴いてくださった方が自分の歌にしていくのが大事だと思うので、それを今日は生で見られてうれしかったです」と話していた
(サンニュース)
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