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■25年目を迎えた水森かおりが東京・中野サンプラザでメモリアルコンサート。昨年の紅白で大きな話題になったイリュージョンを再現

公開日: : ニュース

最新シングル「高遠 さくら路」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)=カップリング曲とジャケット写真が異なるAタイプからDタイプまでの4形態で発売=が10万枚突破とロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(46)が9月25日、東京・中野サンプラザで「水森かおり メモリアルコンサート~歌謡紀行~」と銘打ったメモリアルコンサートを開いた。

水森かおり(その1)

この日、9月25日は水森にとってのデビュー記念日で、1995年のデビューから25年目を迎えるが、その毎年恒例のメモリアルコンサートの開演前、「毎年のこととはいえ、このサンプラザの舞台に立たせていただくと、これからまた1年が始まるんだなという思いと、あれからもう1年がたったんだという思いがいろいろとあふれてきます」と心境を語りながら「今日から25年目に入りますが、その25周年につながるための一日にしたいなと思います。歌の世界も変えて、いままでにない大人の雰囲気といいますか、タイト目なドレスを選んで着てみたり、その他にもちょっとした演出があります。いままでは、私はうれしいと飛び跳ねてしまうので…(笑)、それも封印して、いつもと違う女性像を演じるコーナーが一番の見どころです」。

この日のために減量にも努め、「タイト目な衣装を着るためにもキュッと体を引き締めようと思い、針やマッサージに行き、なるべく炭水化物も控えて、なんと2㌔ほど痩せました。怖くてしばらくは体重計に乗っていなかったのですが、2㌔減量できたときはうれしかったです」。

水森かおり(その2)

 約2000席の会場は、熱烈なファンで満席の中、「今日から25年目に入りました。今日この日をこうした幸せな気持ちで過ごさせていただけること、本当にうれしく思います。

今日は1曲1曲、いままで24年間の感謝の気持ちと、25年目に入る決意を歌に込めて皆さまの心にお届けできるように一生懸命歌わせていただきます」とあいさつ。

新曲「高遠 さくら路」をはじめ、デビュー曲「おしろい花」、9月18日発売のニュー・アルバム「歌謡紀行18~高遠 さくら路~」からオリジナル新曲「再度山(ふたたびさん)」、新録音カバー曲「大阪の女」、シングルヒット曲から「ひとり薩摩路」「ひとり長良川」「越後水原」「輪島朝市」「釧路湿原」「鳥取砂丘」「水に咲く花・支笏湖へ」など全26曲を熱唱。

水森かおり(その3)

 前作シングル「水に咲く花・支笏湖へ」では、昨年のNHK紅白歌合戦で着た花柄の衣装で、同ステージで見せたイリュージョンを再現。開演前に「紅白のときは、初めてのことで何が何だかわからなかったのですが、今回は皆さんのどよめき、歓声が自分の耳に入るくらい余裕を持って歌いたい」と言っていた通り、2度目のイリュージョン挑戦を見事に成功。瞬間移動しながら同曲を歌う姿に客席から大きな驚きと感動の拍手が送られた。

 途中、7月17日に発売したCタイプCのカップリング曲で、お笑いコンビ、サンドウィッチマンとのデュエット曲「笑顔で遠まわり」も披露し、そのサンドウィッチマンからは「水森かおり姉さんのメモリアルコンサート、おめでとうございます。今回、デュエット曲をつくっていただきましたが、この曲は水森姉さんが一人で歌ったほうがいいと思います(笑)。われわれが邪魔しているようで、本当に申し訳ないです(笑)」と、ジョークを交えたビデオメッセージが寄せられた。

水森かおり(その4)

 同公演が終わると、今度は気になるのが年末恒例の紅白だが、「令和始まっての初の紅白ですし、いい形でここまで新曲で頑張ってこられたので、ぜひまた紅白の舞台に立ちたいです。大みそかに向かって頑張ります」と意欲を燃やしていた。

10月1日から、第一興商が発売する通信カラオケ「LIVE DAM Ai」に水森かおりとデュエットができる「水森かおり プレミアムデュエット」が搭載される。デュエットの定番曲10曲が完全撮り下ろし映像で、まるで本人が目の前にいるかのようなデュエットが楽しめる。

(サンニュース)

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